先生についての問題点はなんども指摘しましたが、やはり
「特殊な環境」に置かれていることが最大の問題ではないで
しょうか。
北海道での「事件」も一般常識に照らして異常だということを
気がついていないと・・というよりは、気がついてもそういう
「業界」だと諦観していたのではないでしょうか。
組合だけではなく構造が「特殊な環境」なのです。
分かり易い「特殊」は2点。
大学をでたばかりの若者が「先生」と呼ばれ、以後、
死ぬまで「先生」と扱われるのが当然な特殊さ。
一般人は大学を出てもぞうきん掛けからスタートです。
そして重なるように次の理由が
「学校以外の世界を知らない」
ということ。
不公平も不条理も隣り合わせの社会を知らずに先生と呼ばれ
先生の世界の常識に染まり生徒を指導します。良くも悪くも
「先生」をヒエラルキーの頂点とした世界。
だから無礼も非礼もありません。
■学校という特殊な空間が生み出す「先生0.2」(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/053/index.html