神田昌典さんのという自己啓発系ビジネス書のカリスマがいます。
彼の書籍に出会ったのはもう10年近く前になるかと思いますが、
手に取ると不思議なことが書いております。
「本書を手に取った方はショッキングピンクの書籍という非常識さに
抗えなかった(意訳)」
自称「ピンク本」の前書きにあったと記憶しています。
でも、私が最初に手に取ったのは「ブルー」で、ピンク本の続編
でした。書店を冷静に眺めれば分かりますが、ピンクの装丁は珍し
くなく、たしかに「ビジネス書」と限定すれば珍しいかも知れません
が、それは丸の内丸善や紀伊国屋など、ビジネス書コーナーが充実し
ずらっと並んでいる書店限定の話しで、育児書と併設されている
街角の書店ではピンク本など珍しくも何ともありません。
ここで予言の手品を思い出しました。
封筒からマッチ箱とカードを3枚取り出し並べます。
相手に好きなカードの上にマッチ箱を置かせます。
真ん中のカードの上にマッチ箱が置かれました。
マッチ箱をそっとどかして、カードをめくるとこう書かれています。
「あなたはこのカードを選ぶ」
神田昌典さんの手品は小学生でもできるものです。
種明かしはこう。
右側のカード選ぶとマッチ箱を開け、そこには
「あなたはこのカードを選ぶ」
と書かれています。
左側ならこうです。
「あなたはこのカードを選ぶ」
と書いた紙が封筒に入っているのです。
つまり、すべてのパターンが「予言」されているということ。
自己啓発系の洗礼を受けているコンサルタントがよく使う方法で
すのでご注意を。
しかし、この「手品」。子供だましですが子供には受けます。
応用編としては「プロポーズ」にも使えます。
あなたの運命の人を予言しますとして、自分の名前を「予言」
するという・・・寒いですか? クサイですか?
■マイコミジャーナル
行列を作るコンサルタントのビジネスモデル「0.2」が量産される背景
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/101/index.html