豊洲地下室におけるマスコミの大本営発表

豊洲地下室におけるマスコミの大本営発表

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 マスコミ各社は豊洲問題を執拗にあげつらっていますが、本質は何かと言えば、市場の安心安全。

 ならば、地下水からベンゼンが検出されていない時点で、そもそも盛り土は必要だったのか、という点も掘り下げるべきでしょう。

 都のホームページを辿ると、盛り土の方針が報告されているのが平成20年(2008年)で、そこにあった有識者の名前は以下の4名。

平田 健正(座長) 和歌山大学システム工学部 教授(学部長)
森澤 眞輔 京都大学大学院工学研究科 教授
駒井 武 独立行政法人産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門 副研究部門長
内山 巌雄 京都大学大学院工学研究科 教授
(第 1 回豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議 PDF資料より)

 ググったレベルの情報ながら、いずれも名のある御方のようですが、みな環境の専門家でありながら、建築についての業績は見つかりません。

 先週、ブログで指摘しましたが、盛り土の上に建物を建てるなど狂気の沙汰。都のホームページでは、耐震対策を講じていることがわかりますが、素直にコンクリ地下室を埋めた方がコストダウンできます。

 奇妙に符合するのは、2016年9月22日の産経新聞の記事で、2008年とは翌年に控えた「政権交代」前で、都議会も民主党(現 民進党)が幅を効かせており、豊洲移転を阻止するために、あらゆる手段を講じていたとあります。

 盛り土そのものが、間接的ながらも民主党政権の悪夢の一片だった可能性があるということ。科学や理屈ではなく、感情だけで、反対だから反対という理屈にならない理由だけで政治を動かそうとしたことへの、反省は、民進党とその支持者であるパヨクを見る限り皆無です。

 記憶力の無さが民進党とパヨクの持ち味だとはいえ、民進党現代表 村田蓮舫氏は「前回(の旧民主党時代)も今も、私たちは実現可能なものしか提案していない」と嘘を吐きます。

 子供手当や埋蔵金、数え上げれば切りが無いというより、民主党が掲げたほぼすべてが実現不可能だったことを忘れているようです。

 蓮舫氏は政治家以前に、社会人としての適格性を疑うべきでしょう。

 豊洲地下室問題に話を戻します。

 結果オーライで見逃せとはいいませんし、当時の責任者や現場の実行犯は、なんらかの処罰を受けるべきで、受けなければなりませんが、「無断地下室」に至った経緯と、その理由、技術的正当性を、外部から検証することもマスコミが果たすべき使命なのでしょうが、無理でしょうね。

 いみじくも小池百合子都知事閣下が仰ったような「旧帝国陸軍」状態です。根本的に何が間違っていたのか、何が必要だったのか、そこに立ち返る冷静な議論を、大半のマスコミで確認できていません。

 そもそもの「盛り土」が正しかったかどうか。これを否定し、地下室を技術的には正しいと指摘しているのは先週発売の「週刊新潮」だけです。

 そして豊洲移転を巡る「謎の地下室」で一躍名を売った建築エコノミストを自称する森山高至氏。

 国立競技場の建て替えでも苦言を呈し、ワイドショーでの指摘はなるほどと思って楽しんでいましたが、今回の検証でプロジェクトチームに選ばれた前後に、謎の地下室が発見された当たりから表情が激変します。

 実際には用意されていた「重機搬入口」が見つかる前のこと、地下室へのアクセスが必要になった場合、「斜めに穴を掘る」と、まるで「秘密基地」的な発想で答え、赤っ恥をかきます。

 そこから舌鋒するどく、私怨を晴らすかのような、八面六臂の大活躍。

 マスコミで重用される人は、マスコミという大本営の方針に沿った人だけという、いつもの結論ながら、それを証明するような最新事例として観察を続けております。

 なお、この森山高至氏。パタパタ(ターレー)で地下が「抜ける」とかなんとか言っていましたが、せいぜい1トン積みの車両で底が抜けるなら、工事車両でアウトでしょう。

 また、これらの工事はドン内田の関与が噂されていますが、ジョイントベンチャーとして参画したのは、いわゆる「スーパーゼネコン」で、彼らが設計図を見て、1トンにも耐えられないような脆弱なコンクリートを打つとはちょっと信じられない話し。

 ワイドショーにたまにでてきて、知ったかな話しをしている分には、さほどの違和感も覚えませんでしたが、連日の語りを並べてみると、もはや違和感しかなく、彼が出ている番組は、すぐにチャンネルを替えるようになりました。

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