ゴーイチマルエキスラインをブラック企業と断罪する損失

ゴーイチマルエキスラインをブラック企業と断罪する損失

510エキスライン(ゴーイチマルエキスライン)。グーグルストリートビューより510エキスライン(ゴーイチマルエキスライン)。グーグルストリートビューより>

 Facebookなどに、有名人とのツーショット写真を掲載し、親しさを強調する人の気持ちがわかりません。友情で繋がっているならそれは見せびらかすものではなく、単なる自慢なら、自らを有名人より一段も二段も下に置く行為と考えるからです。

 もっとも「自己宣伝」ならアリですが。だって宣伝とはそういうもの。最近、Facebookのあるグループをみて嫌気が挿したことへの愚痴です。

 さて、有名人ではありませんが、先日山陽道で事故を起こしたドライバーが、容疑者として逮捕された運送会社「ゴーイチマルエキスライン株式会社」の社長と面識があります。といっても十数年前のことで、代替わりしているかもしれませんが、社長は後藤さん。後藤から5と10で510。

 報道された川口市安行領根岸の本社を間借りし、リサイクルショップをはじめた後藤社長の知人らしい人物と取引がアリ、打ち合わせ中に軽く雑談した程度ですが、大雑把な感じの人物ではありましたが、「ブラック企業」によくいる押し出しの強いタイプではありませんでした。

 繰り返しますが十数年の時を経ているので、その間に人柄が変わっていたらその限りではありませんが。

 報道では容疑者となったドライバーが、過重労働で嘆いていた、休みたいとFacebookに投稿していたとあります。確かにドライバーは人手不足で、経営者としては頼れるものなら無理をしてでも働かせたいという気持ちなるものです。

 また、つい数年前まで、輸送コストは叩きに叩かれ、そこに燃油高も加わり、経営は青息吐息でした。値上げを打診すれば取引を打ち切られるなど、弱い者イジメが常態化していたことも忘れてはなりません。それはデフレ経済によるもので「安くて良いもの」というありえない要求を当然と勘違いしていた消費者もその片棒を担いでいました。

 いまは、多少の値上げは受け入れて貰えるようになりましたが、人件費が高騰しています。

 はてさて。気になるのは過重労働と嘆いていたドライバーの待遇です。もちろん、運送会社の経営者は、ドライバーが健康に、そして安全運航できるようにケアをしなければなりません。

 しかし、待遇を受け入れ、好んで働いていたのなら「ブラック企業」で片付けることは、問題の本質を見誤ります。

 なぜなら、運送会社どこも似たり寄ったりだから。だって運転免許一枚で、今日から転職できるのがトラックドライバー。会社に縛りつけておくことは困難です。だから待遇などが均一化してきます。つまり、事故の再発を本気で社会が求めるなら「ゴーイチマルエキスライン株式会社」に仕事を発注していた荷主との取引関係も解明する必要があるということです。

 安易に「ブラック企業」というテンプレートに当てはめると、悲劇は繰り返されると予言しておきます。

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