だからどうだというつもりはございません。
力不足も実力のうち。白鵬が連勝を続けるのは横綱の努力と精神
力の賜ではありますが、度重なる不祥事に「水に落ちた犬は叩かな
い」の精神が発揮されているのか、ライバルがいないことを理由と
して報じないのは不思議な話です。いや白鵬ではなく
「日本人力士のふがいなさ」
を嘆くのであれば、我々は日本人として日本人力士を育てるために
どんな努力をしたというのでしょうか。
つまり、私自身にも責任があるという文脈であえていいます。
「民主党に票を投じたみなさん、これが政権交代の事実です」
はい、「首相談話」です。
解説は面倒なので「首相談話」で検索するか「首相談話 売国奴」
で検索してください。
植民地支配がもたらした多大な損害と苦痛に改めておわびを表明。
最近ようやく韓国国内でも「日本だった時代」を再評価する動きが
あったのですが、日本の政府によって影に追いやられるでしょうね。
非常に残念です。韓国史を冷静に検証するにあたっては、日本は
切り離すことはできず、「日本だった時代」が菅首相が述べるような
暗黒時代であるならば「漢江の奇跡(はんがんのきせき)」は神話の
ような物語になってしまうのです。
まぁよその国はいいでしょう。自らを持って語るのが日本人です。
で、「占領」されました。GHQという名の米軍に。
無法地帯となった「東京裁判」に「日教組の台頭」などなど
数え上げればきりがないほど「損害と苦痛」にまみれた日々ですが、
これも敗戦国だから仕方がないというのであれば、併合や支配もま
た弱者故ですが、歴史は一面からだけでは語れないことを私たちは
知っています。
米軍による価値観の破壊がもたらした苦痛に、いままみれていま
すが、しかし、それがなければ「戦後復興」と「65年の平和」は
なかったともいえます。
そしてそれこそが歴史です。
仙石官房長官はいいます。
「法律的に正当性があるからといって、それだけで物事が済むのか」
済みます。100%。
仙石さんは「法律家」の立場から、各種民事事件を引き合いに出し
判決が出たからそれでおしまいというのはおかしいという論旨を繰り
返しますが、これは
「法治国家の法律家」
の台詞ではありません。心情、人情で動くなら人が治める国家で
それは裁判官や政治リーダーの「気分」ですべてが決まる独裁国家を
意味します。
あるいは「現場」から離れすぎてぼけてしまったのでしょうか。
最近の「民事」の現場では当事者同士が会わないのは当たり前。
交通事故でも加害者が被害者に会うことは勧められていません。
重大事件で「心証」を良くする目的以外で、単純な物損などなら、
事務的に処理する傾向にあり、保険会社のなかには「被害者に会うな」
といいきるところもあります。
被害者にも色々な人がおり、加害者を恫喝することも珍しくなく
保険会社も弁護士もはいらずに面談して、余計な「言質」を取られる
ことを怖れているのです。
だからいまは「済む」といえます。まして、国家間の取り決めを
「感情論」で左右するなど、昭和の乙女じゃあるまいに。
ここでなるほどと気がつきました。
「議会制民主主義というものは、期限を切って独裁を認めることである」
という菅直人首相の政治信条からは正しいのでしょうね。
でもこれは菅直人首相の「私見」に過ぎず、かろうじて我が国は
まだ「法治国家」です。独裁を許していませんし、法律に解決を
求める国家です。
しかし、まぁやりたい放題です。
活動家が権力を握るとこうなるという見本です。
それが「政権交代」でした。
ちなみに長野県知事選挙で民主党応援候補者が当選しましたが、
「直近の民意」
とは、野党時代の民主党の価値観であって「独裁主義」に
メタモルフォーゼした今の民主党に無関係のはず。だって
参院選・・・の前の各種、首長選挙で負けが混んでいたことすら
「なかったこと」
にしているのですから。
それともあれですか。
「都合の良い結果しか見えない」
とでもいうのでしょうか。
ま、いまさらなにがでても驚きませんが、韓国に謝るのなら
お国のために命を捧げた英霊に、あたまのひとつも下げて欲しい
ものです。
民主党政権になり、閣僚はひとりも靖国に奉じません。
あ・・・でもそういうことか。他国には体裁があるから謝る。
けど、「独裁国家」にとって自国民は生殺与奪権すら国家が持つ
ものであり、謝罪など不用だといま気がつきました。
くわばら、くわばら。