商談の場に酒があるだけのこと

 組合がはしゃいでいる。
年末年始から今日に至るまでの報道を受けての感想です。

なんだか逆効果というか正直こう思いました。

「あんな労働者雇いたくない」

もちろん、不当な解雇に腹立てる感情は分かりますが、しかし
そこに再雇用されてもいいことはなく、保証をしろというなら
派遣会社との話し合いが先に無ければ「法治国家」では無くなり
ます。

そして経済3団体による貸交歓会に押しかけて猛抗議している
のはパフォーマンスでしょうがあなたたちのしていることが
営業妨害で、ひいてはそれにより雇用も仕事も減ったとしたら
誰が責任をとるのでしょうか。

民間企業の営業活動をご存じない「活動家」に告ぎます。

「パーティー(貸し交換会含め)はトップセールスの場。
社長連中のほとんどが酒を飲みに行っているのではなく、
商談の場に酒があるだけのこと」

トップ同士で合意すれば話は早く、仕事ができ雇用が発生する
可能性もあります。ところが外での大騒ぎでこれらを話す余裕や
時間が無くなったとしたらどうでしょうか?

こういう反論があるかもしれません。

「それは分かるがまずはトップがちゃんと説明しろ」

あのね。会社や組織はそれぞれの役割があって「成立」して
いるのですよ。特に大組織になれば、その為に「中間管理職」が
存在しているのですという至極当たり前の話。

そしてこれすら理解できないものを雇う会社はありません。

一連の「行動」がかえって労働者の受け皿をぱりぱりと割ってい
るように見えて残酷です。

だって想像してくださいな。
面接にいきます。

「前職は派遣でしたか。それではこの年末年始はさぞや大変だった
でしょう」
「あ、はい。ボランティアからいただいた食事で凌ぎました」
「ボランティア? それじゃぁあのテレビでやっていた?」
「デモ行進もしました。えへへ」

・・・少なくとも弊社で雇う勇気はありません。仮に労働者が
「つかいものにならん」と判断してもあのテレビではしゃぐ組織が
でばってくる「面倒」を考えると恐ろしくて。

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