恐喝されるようなつきあい方

先の参院選で自民党のヤンキーちゃんと民主党のパパのどちらが
先に「スキャンダル」、もしくは「バッシング」の対象となるかが
我が社での話題でした。

獅子身中の虫というと語弊があるかも知れませんが、どちらも
叩きがいのある方です。この場合の叩きがいとは事実の有無より
「記事にできるか否か」です。

人の評価というのは必ずしも正しくはなく、良いという人がいれ
ばその逆もおり、特に本人と面識がなかったり、風聞の口伝レベル
ともなれば言いたい放題です。ネットの匿名ブロガーにも当てはま
ります。

ヤンキーちゃんの場合は「教育」ですから、それぞれの立場や、
所属している組織、思想信条、キャリア、生育歴により論を集める
のは容易く、しかも「元教え子」などを匿名で告白させれば、
いくらでも記事にできます。

一方のパパはというと自身がバラエティー番組やコメンテーター
として出演している中で

「夜のクラブ活動」

を公言していたので、こちらは間違いなく女性がらみだろうと。
その昔、夜の女性の仁義として過去を語らずという不文律が
あったのですが、仁義はレッドデータブックの記載が検討されて
いるとかいないとか(もちろん洒落です)。

自民党も民主党もリスクをよく抱えたなぁと思ったものです。

弁護士と女子アナも同じものがありますが、前者は法の専門家を
相手にする場合の面倒くささからかなりの証拠固めが必要となりま
すし、でたとしても本人のキャラで問題を止めることができると
考えられます。後者はせいぜい異性スキャンダルでしょうから、
これまた「個人的」なことです。

パパももちろん個人的なことですが、キャラは娘さんによるとこ
ろが大きいのでダメージは比ではありません。

そしてやっぱり「でちゃった」と。
ヤンキーちゃんも噂はありましたが、あれだけ惨敗をした自民党
を嬲るよりは、躍進著しく同盟国の駐日大使への非礼を手柄のよう
に振る舞う党首がいて、話題性もありキャラクターも確立している
パパの方が「ウケる」ということでしょう。

雑誌も売れてナンボです。商業活動ですから。

さて、報道によるとで何ですが、女性関係については終わったこ
とと強調しますのでそこは信じましょう。

そして「出馬表明したら恐喝された」と続けます。
睦言はわかりません。男女の中は見えません。

西原理恵子画伯は「ゆんぼくん」の中で、主人公のかーちゃんに
こう語らせます。

「好きと嫌いは同じものでできているんだ」

好きなればこそ、好きだったからこそ・・・というものは確かに
あります。

しかし、愛情は鏡のように自分を映しだします。
与えた愛は同じように帰ってくるものです。

終わった女と何を揉めているのかに、私の少ない女性との異文化
交流経験から垣間見えるのが、

「恐喝されるようなつきあい方」

だったということ。
さらにこれは邪推でしかありませんが、

「こんな奴を議員にさせたくない」

と思わせてしまうようなつきあい方をしてしまったのではないかと
見ることができます。

類は友をというとそれまでな気がします。

秀逸だったのが、昨日の釈明&提訴会見でのパパの発言。
週刊新潮の記事を指して

「普通の人だったら自殺する」

と、自殺しない自らは超人と公言している素晴らしさ。

あのボクシング三兄弟が批判に晒されたときの長兄と同じ発言を
する程度だと自ら暴露。

また、あれだけ「目が泳ぐ」会見というのも久しぶりに見ました。

今回、あえてパパや娘としております。
粗製濫造のコピペブログと同列に扱われたくなく、また、競技者
として自分の道を歩いている娘さんの配慮して。

「普通の人」でなくても、自分のオヤジの愛人話は聞きたくない
ですし、ましてやその女が別れた後にごちゃごちゃ言うなんてやで
すよね。単に浮気をしていただでなく、その程度の女と付き合って
いたということが追い打ちをかけて。

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