iPad欲しいですか? との問いをネットで調査するのはなかば反則です。
それは両国国技館の前で「豪栄道」について訊ねるようなもの。今場所
なんとか勝ち越しした期待の日本人力士は近所の境川部屋で、岩木山は
残念ながら休場しましたが、同部屋の豊響も勝ち越し・・・ではなく、
ネットの積極的な利用者なら興味ぐらいはもっているiPadについて訊ねる
ことがです。産経新聞では梅田望夫氏が当然のように持ち上げるのは、
元巨人軍OBの野球解説者が原監督の采配を評価するようなもの。原監督の
手腕に問題があるということではなく「誉める」ありきの評価、
論評が目に余るということ。
iPadについては先日「ツイッター」でつぶやいたことを再掲します。
「紙の本を読まない層が電子書籍になったら読むという人に問う。
パスモになったら電車の利用者は増えただろうか。読まない層、
不用な層にとってデバイスの変化はブラジル在住 大工のパウロさん
のお腹の調子ぐらいどうでもいいはなし」
パウロさんご一家、ならびにパウロさんに発注している施主さまに
とっては一大事ですが、足立区の私にはどうでもいい話だということ
で、iPadもiPhoneにも通じます。
しかし、礼賛を惜しみません。前のめりになっているのに、冷静を
装う様はまるで「酔ってラい」とろれつの回らない酔っぱらいです。
あるいは本稿の主人公と同じ「昭和のベクトル」。
・・・だからどうですか? オジサンほどiPadにムキになってません?
■iPhoneなんかいらない若者と欲しがる昭和の若者。キャッチアップ0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/063/index.html