第1章を読んでうれしくなりました。
私が提唱していることがそのままあるのですから。
それはこう。
「学校の勉強とは知識を得るためにあるのではなく
得るためのノウハウを身につける場所」
まず「理解型」と「暗記型」にわけ、それぞれ学び方が異なり
さらに、ケースによって両者を混在させることが良いと指摘します。
かけ算九九を暗記しない例を紹介します。
8×7=(8×10÷2+8×2)=56
日本語にするとこうです。
7は5と2に分解します。
次に8を10倍にしてその半分にすれば5を掛けたと同じで40。
残った2は8の倍で16。足すと56。
面倒なようですが、こういう「脳内回路」ができあがればスムーズで
暗記と遜色はありません。脳科学者の池谷祐二さんの事例です。
私も同様に考える子供で暗記させられることが苦痛以外の
なにものでもありませんでした。
もっとも苦手だったの「公式」です。
だって要するに「虫食い算」ですから、1元2次方程式など
複雑といわれるアプローチでも高速で処理することで、覚えな
くても答えが出ました。
ただし「解答式」がかけないので不正解扱いで、このギャップ
から数学を脱落したというと怠惰の言い訳です。
本書に依れば私はまぎれもない「独習型」。
人といる競争してしまい、競争に勝つことばかりを考える
本末転倒な愚か者だと自覚していますので。
お子さんがいるかたはお子さんのタイプをしる手がかりとして、
社会人で「勉強が続かない」人は必読です。
■LIFEHACKS 勉強法
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