「お天道様が見ている」
悪さはできないというお説教でしたが、今思えば粗忽な子供の
やることは真っ当な大人ともなれば見抜けるもの。
甥や姪の「なんでわかるの?」と輝く目にこう答えている自分に
嬉しくなります。
はい。まさしくお天道様は見ています。
東京地域の本日は「晴れの特異日」といい、統計上異常値となる
「晴れ」で、それも理由となり「東京オリンピック」の開会式に
選ばれました。
戦後、「首都復興」を内外に宣言するイベントとのあった歴史
的な記念日です。余談ですが「戦後復興」とすると、その後の
大阪万博、札幌五輪までが「ムーブメント」と私は考えているの
で首都復興の「仕上げ」と見ています。幻の東京五輪のリベンジと
いう意味も含めて。
この歴史的記念日を経済界と政治屋さんの都合で3連休として
本来の意義を消失させてしまってから2000年。
戦後という「過去の清算」というと自虐に過ぎるのでしょうが、
東京地方では「ハッピーマンデー」は雨が多く、本日東京は
曇りベースとはいえ雨は降っていません。
今年の「新体育の日」も雨。
そしてお天道様は皮肉屋さんのようです。
新ルール適用後、初めての「10月10日体育の日」の
2005年の東京は雨降り。
お気に召していないと思うのは私だけでしょうか。
今回気象庁のホームページにアクセスして仰天。
夏休みの宿題は毎日記録しなくても「答え」が用意されている
のですもの。
■気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
歴史は国民の支えとなります。
何も国粋的にいっているのではなく、練習量が本番の緊張から
心を護ってくれるように、積み上げられた歴史は国民の国家観の
醸成に担う役割は大きいのです。
完全週休二日でない家庭にとっては親子共にハッピーでない
ハッピーマンデーの再考を願います。