モンゴル帰国期間は謹慎期間から除外する

自分たちが担ぎ上げたリーダーを後ろから刺すような真似をする
ことも、自民党の「自由」さでしょうが、まるで水に落ちた犬を
叩くようでみていて不愉快です。

一方、敵失棚ぼた政党に今の党首で今の時点で政権を引き渡すこ
とへの恐怖は耐え難いものがあります。

兎にも角にも死に体の与党も、確かな野党から政権政党を狙う
あの党もそろそろ「政策」を論じて欲しいものです。

馬鹿馬鹿しいのと多忙のために触れませんでしたが

「朝青龍騒動」

についてです。

まず重いか軽いかという二分法で語られる「処分」ですが、
私としては「致し方なし」、妥当というかそれ以上にもできず、
それ以下にはもっとできないという苦肉の策だということです。

部屋と自宅と稽古場以外への「外出禁止」を「人権問題」だと
言う痛い人が識者の中にいますが、これは相撲協会理事の

「親心」

です。
本来はその責を負うべき高砂親方のいうことを朝青龍がきかな
いことは衆目の事実となっているなか、誰かが「外出禁止」とい
わなければ、粗忽者横綱がどこにでかけて何をするかわかったも
のではありません。

後段でも触れますが、母国とはいえ親方にも無断で、連絡する
こともなく「帰国」することは、「無断帰国禁止」と明文化され
ているものではないことを逆手にとっている節があることから、
わざわざ「ガイドライン」を示してあげたということです。

もともとごっちゃん体質(本来の意味ではありませんが、まぁ
おおらかという意味で使用)の相撲協会が、稽古の帰りにコンビ
ニによったり、飯を食べたりしたとして目くじらを立てるとは
思えませんが、示さなければ「言われなかった」と何をするか
分からない粗忽者への指導ではないかと。

そして、二場所連続出場停止については、旭天鵬への処分と
並べてみる意見が出てこないのが不思議です。

関取は現役中に自動車の運転をしてはならないことになって
いる規定に反して運転した旭天鵬が事故を起こし、5月場所が
出場停止で十両陥落しました。

確かに明文化されている規定を破ったのですからと、この時
擁護論はでず、一場所反省して先場所十両で相撲を取り、来場
所は幕内復帰濃厚な戦績を上げました。

それでは

「怪我を理由に巡業を休んで母国に無断帰国してサッカーを
していた力士」

はどうすればよいでしょう?

基本的に大抵のルールは性善説に基づいており、

「力士が仕事をバックれるはずがない」

という前提を崩壊させかねないテロ行為をとった最高位へ
の処分です。

「即時引退」

でもおかしくないとみていました。
しかし、そうはいっても人気も実力もある力士ですし、
なにより東西の横綱が揃えば興行も盛り上がります。
モンゴル政府からも「詫び状」が届けば、彼らの顔を立て
なければなりません。

そこで「休養」も兼ねた二場所出場停止だったのではない
かということです。

擁護派の中には「白鵬横綱」が誕生した途端、冷たくなっ
たという人もいます。

ならば問います。

「もう一人の横綱が誕生して、琴光喜も大関になったんだか
ら、俺もちっとは楽させて貰おうかな」

という意識が朝青龍にはなかったのでしょうか。

この文脈で見ると「ショック」の理由も理解できなくは
ありません。油断している、勝手な理由とはいえ自己を正当
化できていた行動で、厳罰が下ったことでの「怒り」です。

自分へも含めての怒りです。迂闊だったと。

更に「外国人力士」という文化の違いが取り上げられますが、
これはどうでしょう。

最近の例でも武蔵丸親方に琴欧州、横綱白鵬に前述の
旭天鵬は部屋を次ぐために日本人に帰化しましたが、もとは
外国人力士です。

問題を起こす外国人力士の方が少ないとすれば、それは
国籍でもましてや品格でもなく「人格」に問題があると
いうことです。

さらに鬱病云々の病気についてですが、私に妙案があり
ます。関係者の方いらっしゃれば伝えて欲しいのですが、
大横綱朝青龍です。

来場所から復帰させてあげてください。
力士は相撲を取ってナンボです。
しかも最高位。東西横綱は盛り上がります。

で、罪と罰。

給金は全額没収の上、懸賞金とその他賞金はは中越沖
地震の復興のために全額寄付。

つまり、相撲は取らせるけど給金はなしということ。

私は彼の受けたショックってお金じゃないかと見ています。

土俵には金が埋まっているというように、決して悪いと
いうことではありませんし、そのどん欲さは痛快なほどで
す。私個人は。

しかし、仮にこの処分を発表して彼がそのまま欠場し
たら・・・今の擁護派はどう思うでしょうか。

結局、相撲が取れないことがショックなのか、外出禁止なのか

「手取りが減る」

なのか。

最期に「帰国問題」に。

どうぞお帰りください。
健康が一番ですから。

ただ、「モンゴル帰国期間は謹慎期間から除外する」と
すれば何の問題もございません。

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