隠蔽が高める報道の自由(大飯原発とともに民主主義が死ぬ その1)

 安倍晋三をヒトラーになぞるデモ集団が国内にいることにも驚くのですが、彼らが、在特会が目に敵にしている出自を持つなら、母国の騒ぎを見る限り、さもありなんというところとはいえ、我々日本人全体を愚弄する話しです。

 なぜなら、安倍総理を生み出したのは、我々日本人だからです。もちろん、菅直人というペテン師や、ルーピーというルーピーを生み出したのも日本人です。

 クリミアのように武装集団が監視した中でもなければ、ウクライナのように親露派がボイコットをした結論ありきではない、民主的な選挙を経ての政権です。

 それが証拠に、もはや左翼陣営も信奉する「米国様」とて、日本の選挙に疑義を挟みはしません。「民主的」に選ばれたリーダーの行動を、批判はしても、独裁者 ヒトラーと重ねるのは、憲法が定める人格権や、それが保証する表現の自由の濫用でしょう。

 さりとてそれが認められるのは「自由な言論」が保証されている日本だからです。

「報道の自由度ランキング」

 なる基準の曖昧な数字を持って、日本は言論の自由がないなどと主張する声がありますが、2014年度の日本は59位で、ウィキペディアによれば福島第一原子力発電所の事故を理由にランクが下がったとされていますが、2つ上の57位はセウォル号を挙げるまでもなく情報を「隠蔽」する韓国です。

 この事実が物語るのは「隠蔽」に成功した国は、報道の自由度が高く評価されるということです。そしてナチスについては触れることもできないドイツが14位。「タブー」という封印でランキングを上げる裏技のある「自由度」の背景にあるのはプロパガンダでしょう。さもなければアングロサクソンによる人種差別です。

 ともかく安倍首相は選挙を経て選ばれたリーダー。ところが裁判官は「就職」により得た地位です(手続き論は脇に置き)。それが国策を左右するとき、民主的なプロセスは意味を為さず、

「裁判民主主義」

 がはじまります。

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