舛添要一氏を自民党都連が応援することに「私に応援する大義はない」と答えたのは小泉進次郎。いつかやらかすかと思いながらも、ニタニタしていたらそろそろ彼の出番かもしれません。
総理時代は触れもせず、70才を目前にして「直面」した原子力の恐怖にヒステリーに陥ったまま、老人性痴呆症へとひた走る、自分の父親の活動について
「批判は当たらない。舛添氏は自民党本部の支援ではない」
とは、都連という支店が応援するからと、本社OBの小泉純一郎のバカが、敵対勢力に廻っても関係がない。さて、この論法のどこに「大義」があるのでしょうか。
小泉進次郎氏が舛添要一氏をストレートに「嫌い」といったのなら私見です。しかし、大義と持ち出しのなら、元首相経験者、元自民党総裁の行動の「大義」こそ問うべきでしょう。これをしないなかでの舛添批判は「身びいき」に過ぎません。
そもそも除名除名と騒ぎますが、出たり入ったりするのも自民党の「持ち味」で、党の批判も「自由」にできるのが自民党です。大義と振りかざすバカ息子に問うのは
「自民党をぶっ壊す」
と宣言し、本当に崩壊寸前まで追い詰めたアンタの親父と、その権力を継承した自身の「大義」とやらはどこにあるのか。
そもそも論で言えば、今回の辞任劇で都政を混乱させた、猪瀬直樹を政界に引きずり込んだのは小泉純一郎。その責任を取る意味からも後釜に名乗りを上げるならまだしも、面倒なことは細川護煕に押しつけたおまえのオヤジに「大義」はあるのか。
でもこういうでしょうね。あのバカなら。
「大義もいろいろ、都政もいろいろ」
かつての弟子が目立つようになったからと、俺の話を聞けてしゃしゃり出てきた迷惑なOBと、しばらく選挙がないので「客寄せパンダ」としての実力が発揮できずにふてくされた坊ちゃん。自分が注目されないとすまない性分。どうにもよく似た親子です。