たけしのギャグが常識になる日

高校野球の特待制度でやいのやいのいっています。
はてなんざんしょ。

プロ野球の西武から始まった今回の「裏金」騒動ですが、
こんなの誰もが知っていることで何を今更です。

本日現在、73校が「違反」とのことで、最終的には100校
を越えるということになるとか。

はい、ここで注目。

「天下の朝日新聞はどうでるか?」

多分なにもしないのでしょうが、高校球児に「金」が絡むのは
プロ野球というビジネスの世界もあれば、「学校経営」という
ビジネスがあるからです。

これは他のスポーツでも、勉強でも、はては生活態度でも
「推薦」や「特待生」として優遇を受けられるのは、優秀な生徒
を集めることにより、学校が「顧客ロイヤリティ」を高めて、
より集客しやすく、より集金しやすくするためのものです。

集客し、集金し、教育に投資するという循環です。

特待生制度自体は決して悪いものではありません。

が、「日本学生野球憲章」とやらでは違反している場合もある
とのことです。

スポーツマンシップはルール遵守は大前提です。

高野連の裁定にも注目しています。有力校も含んで100校
以上ともなれば、おとがめナシ、厳重注意ということも現実的な
解決方法としてあるでしょう。

こういうときにいわれる「選手は悪くない」というのは論旨が
ずれている気がしてならないのですが、もちろんその為の対処方法
も必要です。

しかし、これでおとがめナシとなれば教育に与える影響は甚大です。

つまり、足立区が生んだ世界的(には映画監督ですが)スター
ビートたけしさんの

「赤信号みんなで渡れば恐くない」

となります。
あのギャグが当時受けたのは「そんな馬鹿な」という、ブレーキを
多くの日本人が持っていたからです。だから笑えました。

みんなで渡っても赤は赤。駄目なものはダメ。
だから、漫才ネタとして受けたのです。

私立の「野球強豪校」が傭兵部隊だという批判は以前からありま
した。

それが今になって。
ルールは破る奴が悪いのです。そしてそんな学校を選んだ生徒に
も応分の責任があります。

スポーツ特待制度があることなど、入学前から知っています。
知らなかったでは済まされませんし、その為に「保護者」だって
いるのです。

だからルール違反は厳罰に・・・できないのであれば、ルール違
反を見逃していた「高野連」が責任を負わなければならないのでは
ないでしょうか。

そして、「高校野球」が学校経営というビジネスにおいて価値を
持つのは

「甲子園大会」

があるからです。夏の大会の主催は朝日新聞。
ルール違反が多数参加する大会を今年も主催するのでしょうか。

高校野球ビジネスという帳場を開いているケジメはどうなので
しょうか?

まして「天下の朝日新聞」。
不正義、ルール違反には左にペンを握りしめ戦う新聞社。

主催者権限で「夏の大会は中止します!」。

・・・あり得ませんね。

または、

「主催者として、また正義を求めるジャーナリストとして、
結果的に永年放置してしまったことの責任をとり社長引責辞任」

・・・・・・もっとあり得ないことを書いてしまいましたが、
有名無実なルールを野放しにした責任を誰かがとらなければ、
社会全体に「赤信号をみんなで渡る」がギャグではなく常識という
いやなメッセージを投げかけることとなります。

天下の公器、朝日新聞の動向に注目です。
多分なにもありませんが。

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