劣悪な環境で働いてみること

 主義主張はご自由にと思うのですがちょっと行き過ぎているので
取り上げます。

1:実家
2:自殺
3:犯罪
4:ホームレス
5:どんな劣悪な仕事でもノーといえない労働者となること

派遣村尊重して一躍時の人となった湯浅誠さんが読売新聞の
インタビューに答えてのモノで、これは

「制度から漏れた人たちに残された選択肢」

とのこと。記事にこの「制度から漏れた」が詳しく定義されてい
ないので深掘りできないのですが、文脈から類推するに正規社員
などから外れて派遣、日雇いに「落ちた人」のことのようです。
私自身「落ちた」とはいいませんが、「滑り台」を例示しているの
でこう表現しました。

さらに記事では1の実家にこう注釈をつけます。

「親子のストレスが高まり事件に繋がることも」

・・・正社員のパワハラだって事件に繋がりますし、繁華街で
方が触れあっても起こることを何を言っているのでしょうか。さらに
いえば

「親子の間でストレスが溜まる方が間違っている」

という価値観もあり、さらに言えば

「そのストレスが独立へのモチベーションとなる」

こともあります。暴論というか湯浅さんの家族観に悲しみを
見つけるのは私だけでしょうか。

そして2、3は論外。社会の規範というものがあり、それを
逆説的に言えばそれが守れないから「制度から漏れる」のです。

ホームレスも・・・ねぇ。リーマンショックの前から、昭和から
の話をここにひっつけられても。

で、結論が「5」です。蟹工船、搾取される労働者というまあ
ハッキリ言えば

「イデオロギー」

の問題で、いわば政治活動です。

いまどきの日本で「どんな劣悪な環境でも」というのなら
人手不足の企業はなくなります。それに別の取材に答えていたの
ですが、採用の門戸を広げた某居酒屋を指して

「派遣すら嫌がる労働環境」

としていましたが・・・じゃぁどうすればいいのと。
結局は社会主義革命にいきつくような。

私は湯浅さんに提案します。

その劣悪な環境で働いてみることを。
あなたが指摘する劣悪な環境から這い上がる人がいて、さらに
下流に流れる人がいることを知ることでしょう。

まぁ彼らが卑下する職場は職場なりの楽しさも満足もありますし、
下流に甘んじている人はむしろ幸せだったりしますよ。努力するこ
と競争することが何よりも苦手な人にとっては、底辺でもそれから
解放されることがなによりと考えるのですから。

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