37才にもなって手伝いで遊んで暮らせる永遠のβ版

 シートベルトは正直「生きるも死ぬも自己責任」とすると、
取り締まりの必要性なんてないと考えます。私は自分の命の値段に
高値をつけてから、シートベルトを必ずしています。
まだ死ねませんから。

しかし、一方で「携帯電話使用」はもっと徹底的に取り締まりを
強化する必要があります。

その違いは「事故に直結」するだけでなく、事故を起こした際に

「他人様に迷惑をかける」

からです。
スモークなどの「一目で分かる違法改造」は、即車両没収でも
良いのではないでしょうか。

今、テールランプにウィンカーの色を変えている車両が増えてい
ますが、これも非常に迷惑します。もちろん違法改造で即車両没収。

赤は注意、黄色は警告。国内の道路はそういうお約束でできてい
て、ブレーキランプも方向指示器も同じお約束で成り立っています。

それを「個性」でルールを破られたら微罪でも厳罰です。
一罰百戒です。

スモークもブレーキランプの改造も

「過失」

はありません。改造しなければできないことですから

「確信犯」

です。国家が決めたルールに反逆する「国家反逆罪」です。

たかがそれぐらい。

もちろん、その通り。若さゆえのはみ出しはあるものですし、
四角四面にルールを守る人ばかりではツマラナイ世の中になってし
まいます。

しかし、最近

「若者以外のタガが外れていませんか?」

もしくは

「若者の範囲が広がっていませんか?」

という疑念が頭から離れません。

昨日、川口市で起こった悲劇的な事故を起こした「犯人」はうっ
かり事故かも知れませんが、

「37才、運転手伝い」

で、父親の仕事を手伝っていたということです。
前日は渋谷でパチンコをうち、池袋で夜通し遊んで自宅へと戻る
途中の事故ということです。

犯人(容疑者と報道しますが、明らかに犯人なので)は、助手席
のカセットテープを取ろうしてと証言しているようですが、事故の
状況を見ると

「居眠りでアクセル全開」

です。
また、これも本人の証言ですが、トイレに行きたくなりコンビニ
を探してウロチョロしていたということですが、これは嘘。

事故現場は周辺からは「東川口」と総称で呼ばれる地域で、この
地域へのアクセスはよほどの土地勘がない限り「大通り」からの
アクセスとなります。

そしてコンビニが大通りいあるのは郊外の常です。

事故映像からも分かるように、通りから一歩入った住宅街には
ありません。

犯人が都心の人間ならまだしも、更に北にいった北葛飾郡です。

想像するに、池袋から王子をぬけるか、江北橋をとおり首都高
川口線下を通り国道122号線から東川口エリアをぬけ、国道4
号線(バイパス)で自宅に帰ろうとしたのではないでしょうか。

すると、事故現場は「抜け道」となります。
信号を何本か迂回できる。

区画整理されているエリアですので、碁盤の目に近く、通りを
避けると信号で止まらずに通過することができるということです。

そこでつい、うとうと。

しかし、ここで「ちゃんと一時停止」するとどうなるでしょう?

「抜け道としての旨味」

が無くなるんです。それにうとうともできないですしね。

ところが結構利用します。
裏を返せば抜け道利用する人間は一時停止を止まらない、もしく

「限りなく止まっていない一時停止」

ことが殆どだからです。

急ぐ気持ちも分かりますが、一時停止が違反だという意識が希薄
だからです。

捕まったら運が悪かった。

という程度の。

だから、

「足立区の環状七号線の外回り、西新井陸橋の測道の一時停止」

は、8割以上の確率で「完全停止」します。
それは、かなりの確率で取り締まりをやっていることを、ドライバー
が知っているからです。白バイが睨んでいるんですよ。

一時停止が厳罰化されれば、割に合わない抜け道の利用者はグッと
減ります。

抜け道は合理性を求める気持ちと、得をしたいという気持ちから
成り立ちますから、

「自分だけ得をしたい」

という人を排除することができます。
自分だけという気持ちに、

「クルマは来ない(だろう)から一時停止なんて・・・」

があるのです。

社会は自分だけが得をしたいという人を許しては成り立ちません。
そして、悲劇を繰り返さないためにも

「一時停止の厳罰化」

社会にもノートレランスポリシーが必要な時代になったのかも
しれません。

37才にもなって手伝いで遊んで暮らせるのですから。

これは著書の中で

「永遠のβ版」

に触れたところで指摘しているのですが、いつまでも少年という
のは迷惑な話しです。

少年なんて99%馬鹿ですから。
だから愛しくて失敗を怖れないのです。

でも大人にならない少年は馬鹿であり続けていると宣言している
ようなものですからね。

本当にWeb2.0と喧伝している世界だけでなく、現実社会でも

「永遠の少年」

が増えて迷惑です。

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