デング熱の本当の潜在的リスクについて

 本稿は先週のメルマガ(平成26年9月10日発行)号の編集後記で紹介したものです。私の初動も遅かったと反省しきり。一部改訂して掲載します。

 必要以上に怖がらせるのもなんですが、代々木公園が発生源とされる「デング熱」の患者が34人(当時)になったと報じられいます。

 タレントの沙綾などが発症したとされていますが、沙綾ちゃんといえば「Fカップ小学生」として注目を集め、いまなら児童ポルノに該当するレベルのグラビアを発表していましたが、報道で20歳を超えたことを知り、時の流れの速さに目を細めている場合ではありません。

 これで収まればそれに越したことはありませんが、正しく報じるならこうなります。

 デング熱は蚊を媒介にし感染しますが、その発症率は10〜15%とされています。

 それはつまり226〜340人は「感染」している可能性があるということです。

 デング熱は人から人へは感染しませんが、感染者から吸血した蚊が、他の人を刺したときに感染します。発症するかは運次第ですが、感染は拡大する恐れがあるということです。

 すると身を守るべき対策は、虫除けスプレーの使用、肌の露出を抑える(長袖の着用など)、自宅や職場周辺に、彼の発生源となる「水たまり」を作らないこと。

 そして代々木公園周辺に近づかない、あるいは近づいた人と2週間は接触をしないことで、これで感染確率を大幅に下げることができます。

 潜伏期間を超えれば問題ありませんし、蚊に吸われていなければ、心配もないでしょうが、パンデミックを防ぐには過剰ぐらいの初動対応であるのは、鳥インフルエンザもデング病も同じです。

 風評被害を怖れてか、マスコミは報じませんが、我が身を守るためなら特別な用事がない限り、避けるのがベストです。

 もっとも「85〜90%は発症しない!」とタカを括ることも生き様ではありますが。まさに言葉通り。

 ・・・ここまでメルマガで紹介しましたが、日本の報道機関の倫理が崩壊している事例を、今週のサンデーモーニングに見つけたので、それはこちらの記事から。

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