「犯罪の立証」は難しい

 以前から追いかけていた「ペニーオークション」。黒です。

限りなく黒に近い灰色というのが正しいでしょう。
まず、白色部分ですが、これは「低額商品」は落札できることが
あるからです。

一方、不透明な部分が多く、その不透明さは「迷惑メール級」と
いうこと。

「入札できない」

とはタイミングの問題と答えるでしょうが、「システム」による
可能性はかなり高いといえるでしょう。

しかし、私が黒と認識を強めているのは2点。

1:画像情報が多い

「会社情報」などをクリックすると、運営責任者や住所などが
ありますが、これが「画像」になっているのです。これはエロサイト
や怪しい情報を売っているサイトなどがよくとる手法で、

「検索されにくくする手法」

です。つまり、被害者が検索して運営会社や責任者の情報を取得
しにくくするためです。ならば「偽名」を使えばと言うのは素人
です。

詐欺の場合は「犯意」の立証が必要で、偽名を使っていればそこを
つっこまれる可能性があるのですが、「検索されにくくする」こと
自体は罪にはならず、また、誰もがネットリテラシーが高いわけでは
ないので、検索結果で見つからなければ追いかけきれないからです。

いまどき真っ当な企業が、こうした会社やサイトにとっての

「基本情報」

を検索されることはありません。よって黒度が上がります。

そして次、

2:メルマガに運営会社の連絡先が明記されていない

・・・いわずもがなです。理由は「1」と同じ。

と、いう理由から「黒度」は限りなく黒色に近い灰色です。

もちろん、真っ当な業者もいるでしょうが、くれぐれもご注意
ください。

「なんだよ、無責任だな。詐欺で捕まえられないのかよ」

といわれても難しいのが、実際に商品を発送しているという
「証拠」を用意されていれば「犯罪の立証」は難しいのです。

ということは裏返せば「安い商品」なら落札できて、得する
可能性もありますが、すべては自己責任ということをお忘れなく。
 

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