消費税を来春から10%に引き上げ

 我らが首相は身をもって教育のあり方を示してくれています。

「漫画ばかり読んでいるとろくな大人にならない」

昭和の子供はこういわれて育ちました。最近では文化だなんだと
かまびすしいですが、漫画だけでは視野狭窄を起こしますので。

すっかり逆風どころか立ち退き要求に籠城するヤ●ザに近くなりつつ
ある自民党ですが、しかし、一発逆転起死回生、臥薪嘗胆復興復権
の秘策を考えたので披露します。

「消費税を来春から10%に引き上げ」

現実を多少でも見ることができる政治屋さんなら消費税増税は
避けて通れない道といわれています。

それを電撃的に来春から上げてしまうのです。
日用品や食料品は据え置きか3%に減税しても良いでしょう。

これを麻生太郎首相自らが記者会見の場に立ち発表します。
こう締めくくります。

「政局、政局と騒がしいが、国家百年の計に立てば誰かが、
いや責任政党の自民党としては汚名も甘んじて被らなければ
ならないときがあります。そして政治は国民の皆さんが主役です。
次の選挙の結果、我々、自民党がその任を解かれるかもしれ
ませんが民意が政治を作るのですから仕方がありません。
そしてその民意がこの消費税にノーというかもしれません。
しかし、日本国にとって必要だと思うことは、例え国民の
皆様の不興を買ったとしても実行するのが政治の仕事なのです。
どうぞ、国民の皆様にはご理解いただきたい」

どちらにしろ来年の9月には選挙があります。
そしてマスコミの望むとおり民主党へと「チェンジ」した
としても・・・10%となった消費税は下げられません。

国家という怪物は一度入った金を絶対に逃がさないからです。
ここを掘り下げると広がりすぎるので割愛しますが、朝財布に
1万円がはいっており、出社しランチタイムに奥さんから携帯電
話にメールが入り「やっぱりお金返して」となったときを想像す
るとイメージしやすいのではないでしょうか。

また下げれば財源不足となります。すると国政運営能力のなさ
を露呈することとなります。それでは税率を維持したままならば
「民主党不振」は深刻となり次はなくなります。

そうこうしているうちに、民主党内の左系と自民党系のいがみ
合いが表面化して、任期を待たずに解散総選挙、民主党自民党系
と自民党のパッチワーク与党(元の木阿弥党)として政権復帰で
るというシナリオです。しかもすんなりと消費税を10%に上げ
て。

先の首相発言を俗な言葉に翻訳すればこうです。

「消費税上げちゃうモンね。民主党の皆さん♪ 政権獲って
下げられるものなら下げてみなさいな。おしりペンペン♪」

どうでしょうか?

 

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