いま注目のお笑いコンビは「Wコロン」。
と、いっても足立区民にはお馴染みのと・・・いってよいのか微
妙ですが、地元の「ケーブルテレビあだち」の情報番組でキャス
ターを務めています。
正直に申せば、誰だ? こいつら。
と呟いていましたが、関東AMラジオの文化放送「寺島尚正 ラジオ
パンチ」で中継の声に聞き覚えがあるなぁとある日気がついたのが
Wコロンでした。
Wコロンの快進撃を私が発見したのはテレビ朝日の深夜番組「ア
メトーーク」から。
「雨上がり決死隊」が司会を務め、毎回様々テーマに沿った芸人
がまつわるエピソードを紹介する番組で「家電芸人」「ガンダム芸
人」などのヒット企画が次々と生まれています。
「町工場芸人」という企画でWコロンの片割れ「ねずっち」が登場
しました。
テンポもトークもエピソードも好意的に表現しても「ぬるい」の
ですが、鋭く切れる「なぞかけ」は圧巻です。
「○○とかけて××ととく、そのこころは?」というあれです。
次に見たのは日本テレビ「ミリオンダイス」。
企画は「なぞかけ100連発」。見事クリア。
同じく「おもいっきりDON!」にも出演。
すべての「なぞかけ」は水準以上の品質で答え、私の見立てでは
林家正蔵(旧こぶ平)のレベルは軽く超えています。
そして我が町足立区では、ようやくブレイクした彼らを応援しよ
うという空気がありません。
これは中小企業にも通じます。
身内を低く査定するのです。
日本人的な謙遜ではなく、不当に低く評価されている社員は沢山
います。
社員はいずれチャンスを掴み会社を離れていきます。
その後も「目下」として軽く見下し、失った物の大きさに永遠に
気づきません。
退社した社員はいま何していますか? そこに成長のヒントが
眠っているかもしれません。
Wコロンは「一発屋」っぽいのですが、それでも「0」よりマシ。
ガンバレなぞかけ芸人。
■伸びる会社は知っているより転載(アズモード発行メルマガ)
http://www.as-mode.com/faxmagazine/faxmagazine213.html