この街で上手くやるには区議の知り合いが必要

都知事選挙。私は石原慎太郎さんに投票します。

・・・これで私が公選法で引っ掛かったらメルマガやブログが
「メディア(マスコミ)」になったということです。

選挙が始まると私的感想まで自主規制するマスコミに違和感を
覚えます。

日頃は私見と私感と偏見を平気で垂れ流すコメンテーターが
この時ばかりは口をつぐむ様子が気色悪いのです。生理的に。

私の本格的政治参加は都知事選からでした。

「内田裕也」

さんが出馬したときに投票に行ったのが最初です。

当時は「不投票組のいいわけ」で、誰が都知事になってもどうせ
変わらないと考えていたので、

「シェゲナベイベーに一票」

と居酒屋でギャグにしていました。

その後、どう考えてもお馬鹿な企画だった「都市博」の中止を
掲げた青島さんに投票し、本当に中止になったときにちょっと
背筋が寒くなるのを覚えました。

「・・・かわるんだ」

代議士を選んでも変化を感じるのはなかなか難しいですが、
トップを決める首長選挙は変化を感じ取れる最高の娯楽です。

地域で選挙がある方は投票に行きましょうね。
誰に入れるかを一応で結構ですのでちゃんと考えて。

実は、今回の都知事選に関しては対抗馬がおらず、選択肢が
なくて困っていました。

石原さんでもいいのですが、それでは信任投票になってしまいま
す。

日本共産党からは「元足立区長」の吉田万三さんがでますが、
論外。彼らの言うことが仮に実現したとすると、東京都の財政は
ガタガタになってしまいますから。

足立区で共産党と公明党が強いのは、豊かでない世帯と自営業
者が多いからです。

豊かでない世帯は高福祉の甘言に弱く、また辛い日常から目を
逸らすため宗教に走る傾向があります。そして自営業者には

「お付き合い」

があります。
これが彼らの勢力が維持されている理由ですし、時に突然変異
のように増殖します。

足立区には都市伝説があります。

「この街で上手くやるには区議の知り合いが必要」

公営住宅、公営保育園、各種補助などなど。
口利きの「噂」はどこにでも転がっています。

以前「告白」しましたが、18年前に自動車教習所の教習予約を
共産党の区議経由で卒業検定まで抑えて貰ったことがあります。

共産党ですよ。
口利き=自民党ではないのです。
足立区では(でもこれはどこでも似たり寄ったりかも)。

現在、区内最弱党派の民主党以外、すべて党の実例を知っていま
す。

こうして弱者救済に走る思想と信教が走り、万年与党が平地を
開拓し、道を造り高速道路を走らせたお陰で借金だらけの足立区
が完成しました。

ちなみに足立区議会議員の内訳はこうです。

自民党(20名)
公明党(13名)
共産党(10名)
民主党(4名)

一定のブレーキと賑やかしとしての共産党の意義は認めますが、
区内にまかれた共産党の政策ビラをみるといまだに

「南京大虐殺、従軍慰安婦」

と問題視しています。
本当に素朴に

「そんなにイヤな国なら日本をでて赤い国に行けばいいのに」

と呟いてしまいます。
ここら辺が「折伏」といって、他宗教への信仰を邪宗と吐き
捨て池田教・・・もとい、自分たちの信仰が唯一無二と闘う
あの組織にそっくりです。

そんなワケで首長にだけはならせちゃいかん。
しかし、すると慎太郎さんだけで・・・。

元暫定民主党支持者としては期待していました。
男は未練の多い生き物。女の腐ったのと罵倒する言葉があ
りましたが腐って使い物にならなくなったのが「男」とする
なら言い得て妙。

密かに期待していたのに、筑紫さんという売国系に声を
かけたときいて「ズルッ」。
ドリフのコントのようにこけました。

まぁしかし、その後「政治屋」の名前がちょろちょろでて
くるにつれすこしだけ期待していたのですが・・・。

推されてでる指揮官はいりません。それは平時の指揮官。
常識が変化し、社会構造が変革を迎えているときだからこそ
自ら手を挙げる人のなかから選ぼうと。

「浅野さんのハートに火をつけて」

ガッカリだよ。
見切りました。民主党を。

「マスコミでは言えないこと」ついでに言うなら、あの
コメディアンの出馬理由は

「創価学会からの応援」

というと穿った見方でしょうか。

「選挙そのものを馬鹿馬鹿しくしてしまえ!
すれば、組織が物言う我々の勝利だ」

公明党からの側面支援と言うことです。
彼の「政策」は素晴らしいのですが、贔屓目に見ても

「町内会長選挙」

なのです。

・・・前掲の一部に不適切な表現があったことをお詫びします。
「創価学会からの応援」ではなく「公明党」からのでした。
お詫びして訂正いたします。

ただ今回残念だったのが「羽柴秀吉」さんが出馬されなかっ
たこと。楽しみにしてたのに。恒例行事として。

足立区では都知事選と平行して都議会議員補欠選挙が行われます
が、一番若い立候補者がとあるサイトで

「政党政治からの脱却」

のようなことを掲げていましたが、彼は政党へ推薦を願い出て
断られて党を離れて出馬したので、政党政治から脱却ではなく
落ちこぼれただけなのですが。

物は言い様と言うことでしょうか。

なにはともあれ選挙にいきましょうね。
投票しない人には文句言う権利がありませんので。

どうしても投票する人がいないときは

「文句言う権利をもらいに行く」

と思っていっています。

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