先週(2016年6月16日)の放送でも、ネットを炎上させた宇野常寛。彼の異常性はたびたび指摘していますが、妄想を下敷きとして自分の考えを絶対の正義の側に置きつつ、論拠を示さず感情を露わにするその口調。なんことはない「幼児性」でした。病的に泣きわめいて親にいうことを聞かせようとする調教されていない動物です。
先週は舛添要一前知事を辞任に追い込んだことを「都議会の連中の党利党略、僕らマスコミと大衆のイジメエンターテイメント。これでスッキリするために46億円が無駄に使われていて、都政も麻痺する。こんなことやってたら国が滅びる」と嘆いて見せてスタジオは沈黙。
この発言を評価したのはド左翼サイト「リテラ」ぐらい。前段に舛添要一が不正使用した金額を1000万円ほどとして、46億円かけての選挙と天秤に計ります。100円盗んだって犯罪(舛添は「違法ではないが、一部不適切」)という遵法意識はないようです。
銭金の損得に気づいてボクチン(宇野常寛)って賢いでしょ。それに気づかない、おまいらは愚民って発想。
都議会の連中の党利党略に論拠を示していません。また都議会の連中には、自民党から日本共産党まで幅広く、それぞれの党利党略があることを知らないのですから、小学校6年生の公民の授業をサボっていた可能性が高いと睨みます。
こんな発言もあったようです。
「目立っている人間をとりあげて、みんなで石投げてスッキリするっていう文化を直さない限り、どうにもならないですよ」
たぶん、自分のトンチキな発言が炎上していることに重ねているのでしょう。舛添における「ホテル三日月」と同じく、炎上の原因、目立った理由はどこにあるのかという自省が一切無く、常に他者に責任を求める。パヨクや民進党に顕著な特徴で、まぁ宇野常寛はパヨクな気質がありありながらも、結論は「幼児」です。
なぜか。本日の放送(2016年6月23日)では、妊娠していた高校三年生女子生徒に、体育の授業での実習を「強要」したのか? とされる学校側の態度を、「問題あり」「問題なし」の二択で答えるコーナー。視聴者も「d」ボタンで参加します。
集計前は珍説ながらも、落ち着いて発言していた宇野常寛。司会の加藤浩次をはじめ、パネラーはみな「問題あり」としていました。
詳細な情報が開示されていないので、断言は出来ませんが、「事件」がおきたのは昨年の11月でこのとき妊娠5ヶ月。妊娠は8月に分かっていたといいます。当該JKは「体育1」で、実技の補習を受けないと卒業できないという通達を「強要」とるかいなか。
しかし、体育1とは、それまでの授業を相当サボっていた可能性が高く、授業態度も悪かった、と都立高校の感覚では判断します。あるいはバックれていた可能性もなきにしもあらず。都立しか存じませんが、公立高校は卒業させるインセンティブがあるのは、退学率の上昇は評価を下げるからです。
ともかく子細はわかりませんし、「お芸能人さま」どもが、どんな理由から問題ありとしたのかは、真剣に見ていないのでわかりません。うっかり併せたチャンネルに、宇野常寛が映っていたので、また「やらかす」だろうと、本日発売の週刊新潮「黒い報告書」を読みながらの視聴だったので。
CM明けの結果、視聴者はダブルスコアで「問題なし」とジャッジメント。少なくとも「スッキリ!」視聴者の世論は明らかになりました。
すると宇野常弘。火病ります。火病(ファビョ)とは火を噴くように、論理性なく相手の話を遮断し自説を拡散する状態。
「人と違うことをやる人間は排除してもいいと考える人が多い世の中だということですね。すばらしいいですね~」
と吐き捨てます。少子化云々まで持ち出していたような。
人と違うことをやる人間が排除されるのは、程度の問題を含めて「当たり前」。極端に走れば全体主義や、同調圧力の暴走につながりますが、ましてや就学中の妊娠。で、「体育1」という現実。
妊娠したら体育の実技免除しろ、というのなら、そういう校則の学校に通うのが社会のルール。特例を願い出るなら、相応の態度が必要で、学校現場での対応は分かりませんが、宇野常寛のような主張が通じる社会は、多分、日本以外でもないでしょう。むしろ、一神教同士の宗派対立を挙げるまでもなく、異端排除は普通でしょう。
要するに宇野常寛は幼児なのです。自分が一番かしこいと、自分だけが信じている幼児。
しかし、視聴者に意見を求め、その意見にイヤミを浴びせる。しかも論理性もなく。一度起用したタレントは、余程のことがない限りブレイクするまで使い続けるのが日テレの強さ。視聴者置き去りにしたまま宇野を使い続けるその姿に、明日のフジテレビを見つけます。