本書で確認するのは、ネット上の様々な「噂」、点と点が線として繋がること。
脱原発の抗議活動が、日本共産党や中核派に振り付けされたものであり、その中心に「しばき隊」がいて、SEALDsと重なる。山本太郎=グリーンピースで、五野井郁夫氏、吉永小百合、瀬戸内寂聴に
「いしだ壱成」
まで確認できます。そして名前こそ伏せていますが、彼の種馬親父を当てこすってか
「苦しいときの反原発頼み」
と、売れない芸人や、忘れ去れたタレントのよすがになっていると告白。確かに朝日新聞や毎日新聞、東京新聞の大好物です。こうした芸能界の事情を
“自然エネルギーの話題でベテラン女優の名前を見るたび、皆生き残りに必死なんだなぁ、でもなんだかなと思う今日このごろです”
とつぶやきます。
「安倍死ね」で勇名を馳せる翻訳家の池田香代子氏は、NYとべったりと暴露され、香山リカ氏、果ては芸能界の「在日」にまで切り込みます。随所に実名が避けられているところに、むしろリアリティを感じますが、文脈からNYとは野間易道(のま やすみち)氏で、著作を発表している人物の匿名は適切ではありませんが、からかっているのかもしれません。
いずれにせよ「パヨク研究」の一級資料であることは間違いありません。
余談ながら、本書を図書館に予約していました。予約をだすと購入してくれることが多いから。ところが出版から一ヶ月経っても、いまだ保留。足立区の図書館は、フットワーク軽く仕入れてくれるのに解せません。
2002年に産経新聞がスクープした、西部邁らの書籍を無断廃棄した「船橋市西図書館蔵書破棄事件」の司書のように、公務員には左翼が多く、その抵抗があるのだとしたら由々しき問題。引き続き「予約」を放置しておきます。
■さよならパヨク
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B01FFSXVA2