昭和の本が面白いと思う理由

うっかりしていたら読む本がなくなっていた。

というわけで慌てて注文したのが以下の本

ジョーの夢~新島襄と徳富蘇峰、そして八重~

http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4062180715

週刊ポストの「ツイッター亡国論」の企画で、わたしのとりとめのない話をまとめてくれた増田晶文さんの小説。という面識からだけではなく、来年の大河ドラマ「八重の桜」の先取りにもなるからです。主演は綾瀬はるか嬢。彼女を眺めるだけでも見るかも知れません。それともう一つ。「日本史」について再勉強を読書のサブテーマにしているからです。

一昨日までは「国盗り物語」。司馬遼太郎です。最新の学説などは知っておりますが、勉強と言っても通史というか、朧気になっている歴史認識をザックリとした形でトレースするのが目的で、且つ、古典的な名著はこの年になるまで遠ざけていたこともあり、死ぬまでには読んでおこうという不帰の旅路の準備だったりもします。

これは半分失敗。古い本ということもあり「マーケットプレイス」で買ったところ、全四巻のウチ、1と3が昭和版、2と4が平成改訂版。で、仮名遣いや表現、文字組が全然違うので、新しい巻に突入する度に戸惑います。で、どちらが面白いかと言えば圧倒的に「昭和版」。細かい文字を詰め込んでいるのですが、「ひと目」で俯瞰できる情報量の多さが良いのです。人物名のルビにも即座に戻れ、ページをこまめにめくることもなく。

分かりやすさ、読みやすさを優先する平成版は、ちょっと残念だったりします。

 

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