やじるまテレビにおける「グラフ詐欺」

偏向報道というか、これに騙される視聴者がいるなら無知と自覚してください。

今朝のテレビ朝日「やじうまテレビ」。コメンテーターに役者や芸人を配置し、往年の「突撃隣の晩ご飯」の朝ご飯バージョン(9月末で終了)で何匹目かのどぜうをねらう無節操なところはさすがにテレビ朝鮮日報と揶揄されるテレビ朝日の番組ですが、土壌つながりの野田のク・・・野田首相の再々改造内閣に任用された田中真紀子文部科学大臣について、小泉政権時代と重ねて報じたところで「捏造」に限りなく近い印象操作が行われていました。ところで第3次改造内閣といいますが、組閣から数えれば4度目で、昨年9月の発足から数えればほぼ1年で4回ということは「四季折々大臣」。つまり野田には人を使う能力がないということは明らか。人材不足と救い船を出す声もありますが、リーダーの素養があればイエスマンをはべらかせば組織が機能するのは、橋下弁護士とナベツネをみればわかることです。野田は人の上にたつ人間ではなく、当然、国家を背負う資格も素養もまったくなかったということです。

さて、捏造。ここにきて自民党復権になんとしても嫌がらせをしたいという、母胎の朝鮮日報新聞=朝日新聞の意向を受けてのことか、隙あらば自民党攻撃を忘れません。この執念におぞましさを覚えますが、小泉政権の人気を田中真紀子人気と重ねて、田中真紀子の更迭をもって人気が凋落したという「グラフ」を提示します。グラフというのは数値の変化の割合を視覚的に表すもので、基準により相対化されますが、基準がぶれれば相対化する意味がなく、グラフとしての機能を果たしません。分かりやすく例えれば、サッカーに置ける「長身選手」を、バレーボール選手の平均身長をもとに語れば「長身」の意味を為さなくなるということ。で、「やじうまテレビ」が何をしたか。

政権発足前月の支持率を「0%」とします。発足すると80%を越える異常な人気で、これを「田中真紀子人気」と説明します。そして就任から9ヶ月後の「更迭」による支持率が30%の急落をもってグラフは終わり、政権維持と絡めて諸刃の剣とは、まるで田中真紀子の人気で政権が右往左往したかのような語り口。それでは事実を述べます。

支持率は急落しました。国民的人気に加え、鈴木宗男氏を敵の首魁と見据えた官僚バッシングにワイドショーが加担しました。官僚に虐められているかのようにアピールする裏側で官僚を虐めていたことには口を閉ざしていたのは田中真紀子です。ぶっちゃけ、どっちもどっちという感は否めませんが、しかし、報道は常に官僚が発言できない状況での欠席裁判。小泉純一郎も所詮、官僚のいいなりとなり田中真紀子を捨てたんだ・・・と急落した支持率はそれでも40%を越えていました。水に落ちた犬を叩くようですが、今の野田は25%です。そしてここからが重要。日朝首脳会談と郵政解散で二度も60%を越え、統計に寄ればその後の参院選挙でも60%を越えているのです。確かに最初の80%には手が届かないとはいえ、80%がそもそも異常な数字なのです。つまり、「田中真紀子以後」について触れないグラフは、小泉政権における、田中真紀子の入閣が与える影響を正しく反映していないどころか、冒頭の「0%」から記す時点で「悪意」すら見えます。

というより、一流大学を卒業した「局アナ」。とくに同局においては「インテリ芸人」や「インテリアナウンサー」と称して、クイズ番組で起用するなら、「グラフ」ぐらい正しく扱えよという指摘が虚しいのは朝鮮日報・・朝日系だから。だからこそ、騙されてはいけません。この程度の「グラフ詐欺」は騙される方が悪いのですから。

 

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