先日のこと。
ある案件の打ち合わせに出向きます。
内容はとても簡単なもので「値引き」しても損失は出ないのですが
本稿にあるように断りました。
「お客様への背信行為」
結果的に10万円ほど損したことになりますが、この10万円のた
めに大切なお客さんを裏切ることなどできません。
お客が業者を選ぶ自由があるのと同等の権利として、業者には客を
選ぶ権利があります。どうも、ここを勘違いしている人が、受発注の
双方に多いのです。
客が偉いのでも業者が偉いのでもなく「同じ」だというのが私の
商売哲学です。
同じですから、感謝に頭を下げますし、よかれと思えば箴言もします。
本稿にも書きましたが、客が見積もりを見て高いと言ったら私は
こういいます。
「よくいわれます」
高い・・・を「悪」のニュアンスでいうことをシチエーションを換えて
考えてみてください。銀座の高級宝飾店に行き、その「値札」をみて
「高い!」
といっている姿を。「高い」に理由があれば値引くことなく、堂々と
していればよいのです。
■心得其の185
「値引きはお客様への背信行為。Web屋のための値引き交渉ノウハウ」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/09/22/8800