絶対に負けられない戦い

 にわかサッカーファン歴も15年を超えました。
わたしが「にわか」を名乗るのは応援する「クラブチーム」が
ないからです。

サッカーはクラブチームがあってこそで、代表チームとどちらが
上か下かの議論ではなく、どちらもあるから面白いといえます。

例えば今朝、ウルグアイの猛追をかわして決勝へ進んだオランダ
が日本と戦った時のこと。1−0で負けると

「本田が機能してない」

という評価が報道を賑わしましたが、私はこうみました。

「本田が敵陣に突っ立っていたことが牽制になった」

日本の攻撃陣の守備への貢献は認めるところですが、貢献しすぎ
て攻撃が疎かになることも珍しくありません。しかし、世界の
FWで守備をするのは希で、退場者を出した時の「逃げ切り」ぐら
いでしょうか。

日本のFWはゴールマウス付近まで戻り献身的に守備につきます。
で、敵のDFは簡単にハーフライン付近まで押し上げルーズボールを
処理します。

しかし、対オランダ戦。本田の主な生息地は敵陣でした。

彼はオランダ1部リーグの「VVVフェンロ」で活躍しており
日本の「にわかファン」より、オランダのサッカーファンのほうが
本田を知っているでしょう。

つまり、オランダ人にとって、本田は油断のならない選手だった
ということ・・・を要素にいれた時に、私は「牽制」としての
効果が最小得失点に繋がり、決勝トーナメント進出を決めた・・・
一因とみるのです。

そして「クラブチーム」での「同僚」が対戦相手になるのが
ワールドカップの舞台です。人間には人情があります。「同僚」が
怪我をして選手生命を脅かすような「アタック」をかけることは
難しいでしょう。また、日頃からプレースタイルを知っていれば
抑止力になり、弱点を突くこともできます。

と、いうことを知れば知るほど、わたしは「にわか」です。

Jリーグでも海外でもどこかの「クラブチーム」に肩入れを
しない限り「にわか」を外す資格がないと。

まだ、ワールドカップは終わっていません。

いや本当のワールドカップは今が本番です。

まだ準決勝、3位決定戦、決勝戦があります。

本当の「ワールドクラス」の試合、そう

「絶対に負けられない戦い」

をみる4年に1度のチャンスです。

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください