広告代理店の商売をひと言で語るならこんな感じです。
「手をかえ品を替え」
有り体に言えば昨今の「ネットブーム」も彼らのおもちゃの
ひとつになり、それに「コラボ」するネット業界の著名人が
実力以上にほめそやかして、登場した新しいネットツールや
サービスの本質をゆがませ、消費されるブームに堕落します。
あえて誰が悪いかと指摘するなら広告代理店ではなく
「ネット著名人」
です。日本の広告代理店はそういうビジネスモデルで、
祭りを煽る彼らに注文をつけるのは彼らの存在意義を否定する
ことになるからです。それより「実態」を知りながら口を閉ざす
どころか「応援演説」をするほうがタチが悪いかと。
そして本稿は選挙前に公開される予定で入校していたのですが
諸事情から今週公開になりました。しかし、惨敗後の民主党と
かつての自民党の辿る轍を見るに、政治もまた
「手をかえ品を替え」
で、誰が悪いかと言えば票を投じた我々となるのが民主主義。
広告代理店の習性にするどく切り込む今回です。
■ネットと広告代理店と政治の奇妙な類似点「リパッケージ0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/070/index.html