【提言】民主党の起死回生策

 国益の前には党派の違いなど些細な問題ではなかろうか。

 

 という大儀にたっての「民主党起死回生策」を綴ります。

 

 明日に迫った民主党「代表選挙」で、目下の本命はカイワレ・・・

 

コホン、菅直人さん。ほかにも前原さんの名前も挙がっておりますが、

 

どちらにしろ一番の注目人事は「幹事長」で、ここに小沢派の子分が

 

座れば結局同じことで、週刊新潮によれば飲み屋で口説いたおねえちゃんと

 

長崎に住む正妻との3Pを懇願したとされる、我が町、足立区(東京

 

13区)選出の「平山たいろう」氏や、当たり屋として注目を集める

 

「三宅雪子」氏のようなサプライズ人事でもない限り、民主党への

 

期待が復活するのは困難でしょう。もっともサプライズの結果へは

 

言及しませんが。

 

 そこで「代表」。私なら「渡部恒三」さんを推します。

 

 この難局を乗り切るのは「経験」だと。

 

 自民党時代の大臣経験者でかつては「七奉行」に数えられた

 

実力者です。政権交代後も小沢一郎さんとは距離を置いて(置かれて?)

 

おり「黄門様」の愛称から国民知名度も高く、悪印象も少なく

 

さらに主張も一貫し、発言を控えることもない

 

「いまどきの民主党には珍しいタイプ(笑)」

 

 です。選挙戦は「お詫び行脚」。なまりの混じった言葉で

 

「お騒がせしてすいません。が、しかし、このじじぃに免じて

 

 もう一度民主党を信じてやってください」

 

 と頭を下げればテレビはパワープレイのように繰り返し、

 

新聞はコピペのように書きまくることでしょう。さらに

 

トドメを刺すなら、選挙後を問われてこう答えます。

 

「自民党やそこからでた人にも優秀な人がタクサンいる。

 

 国難に“全日本”で挑む以上、党より人だ」

 

 と連立にも一本釣りにも含みを持たせて揺さぶりをかけます。

 

 実際に組閣では「立ち上がれ愚息」、もとい「たちあがれ日本」

 

などの党から、何人かを末席の大臣にでも加えればいいのです。

 

 なぜかって?

 

「9月30日までだから」

 

 今回の党首の任期は小沢一郎さんからの持ち回りで、9月に

 

任期が切れます。その後、渡部恒三さんが出馬する必要はあり

 

ません。そして、誰を大臣にするかは「次の人」が決めることです。

 

 選挙対策か! という批判など受け流します。

 

 実際問題、いま「若手」がでても党勢回復は困難で、無駄な火傷を

 

するだけです。ならば「老兵」を担ぎ出すことで、被害を最小限に

 

抑えつつ起死回生の一撃を狙うのは当然の戦略・・・なのですが。

 

 民主党に期待していない私が民主党を利することを書くのも

 

変な話しですが、渡部恒三さんを担ぎ出すほど「老獪」な党に

 

生まれ変われるのなら、日本国民として、あと3年は任せても

 

いいのになぁと呟くのは結局無理だろうという諦観から。

 

 自民党はいまこそ「小泉進次郎」さんの党首、あるいは

 

「最年少幹事長」

 

 に擁立して巻き返すチャンスだとつぶやく初夏の昼下がりです。

 

 政治ショーという嘆きはごもっとも。しかし、それを選んだのは

 

我々国民です。ならば「ショー」というルールにおいて、客の

 

耳目を集めるのは当然のことなのです。

 

 追記。

最年少幹事長とすれば「小沢一郎」との対比で必ず
マスコミは取り上げます。すれば「フレッシュ」さで
どちらが勝つかは自民、もとい自明です。

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