フジテレビの「とくダネ!」の政治コーナーは
「頑張れ民主党!」
に改題すればいいのにと思う昨今です。アンチ自民党芸人が集う
テレビ朝日のほうが、まだ「バランス」をとっています。
日本の政治改革にはメディアがまず「不偏不党」という虚偽記載
を質すべきでしょう。彼らは偏っています。それは人間として当然
のことで、肩入れすることを批判しません。しかし、ならば宣言す
べきでしょう。
「私は民主党を応援しています」
この“私”はミヤワキではありませんよ。ご存じでしょうが念の
ため。
宣言により視聴者は「間引いて」見ることができます。
朝のワイドショーの司会者Oさんは民主党支持だから、鳩山さん
に厳しいことを言いながら庇っているんだ。女優でコメンテーターの
Tさんが自民党政権時代と正反対のことを言っているのも民主党
支持者だからで、埼玉県生まれという噂のあるアメリカ人のDさん
は・・・米国民主党支持者でした。
不偏不党を装いながら、どこかの党に肩入れして発言するのは
安全なところから石を投げる卑怯な行為なんですがね。
そしてミヤワキからの頑張れ民主党(笑)。
自爆政党民主党の本領発揮の鳩山首相のお陰で、参議院選挙に
逆風が吹いていると報じられます。そして関係者のコメントとして
あるいは実際に地方議会議員でも「厳しい」とこぼすほどです。
さて、民主党の皆さん。かつての自民党政権時代、そんな言葉を
発しようものならこう叩かれたことを覚えているでしょうか。
「すべては選挙。国民より自分たちの選挙が大切なのか!」
いま、なりふり構わず参院選挙対策に奔走する民主党を叩く声は
ありません。つまり、メディアは民主党の皆さんの味方なのです。
今朝の新聞でこんな声がありました。とある地方から出馬する
候補者です。
「昨年の7月に出馬を決めた。衆院選の風のまま参院選もと
思っていたのに」
ま、結論を述べれば「民意も政策も読めなかった」ということです。
民主党に骨を埋める覚悟あるなら、一時的な逆風も仕方がなく、
愚痴をこぼすのは早すぎる話と私は考えるのですが、それとも
「民主党から出馬すれば政治屋になれる」
という当てが外れての愚痴でしょうか。
だとしたら鳩山首相により民主党への逆風は、政治浄化としての
些少の役割は渡したことになると、民主党支持者の皆さん、胸をはって
くださいな。