でだしは政治ネタ。締めはメディアへの批判。
そして本文は棚上げする主人公。
まるで現代社会の縮図です。
暖房を効かせた部屋で薄着をしてエコを叫び、都心の便利を
享受しながら自然の素晴らしさを説く。この面からみれば
0.2な人々とはすべて今回のテーマに帰結するのかも知れま
せん。
IT業界に通じます。同時に「ネットの住民」にも重なります。
批判の刃は自分に返ってきます。闇からの攻撃はより世界に
疑心暗鬼の種をまくと知るべきです。匿名という仮面舞踏会を
否定しませんが、それは知人同士のコミュニティでのみ許され
るものであり、便所の落書きでも個人が特定されれば、
器物損壊に問われることもあり、IPアドレスからの個人の特定は
その気になれば容易です。
話を戻します。
自分が利用しないものを人に薦める無礼。
自分ができないことを人に強制する失礼。
そして自分が買わないものを買えと願う厚顔。
本稿を2950円の新聞に捧げます。
■隗より始めない棚上げ0.2な人々(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/045/index.html