子供手当について「とくダネ!」で民主党のおばちゃんが
・・・失礼、いま彼女のホームページをみたら私より2歳
年下でした。ま、私はオジサンを自認しているのですが、
というわけで変更・・・民主党の参院議員が出演して
色々いっています。そして動きだし形が見えるまで
批判は如何かと思うので控えてるつもりでしたが、あまりに
酷い「レトリック」になっていたので軽く突っ込みを。
所得控除などの諸々との差し引きで収入が増える世帯、
減る世帯についてこう答えていました。
「収入が減る世帯は4%」
が、注意深く聞いていると息継ぎのタイミングからか
小いさなこえで「子供がいる世帯の」と前置きしていました。
印象操作の基本です。条件を限定した事実を伝えるのは。
これにはすかさず大村リポーターが「子育て世帯」の割合を
記して訊ねましたが、すると
「少子化問題」
に議論をすり替えます。ま、これは情報操作の初手。あの
ああいえばじょうゆうと同じです。
で、とどめ。現金給付は如何なものか? という指摘に
こう答えます。
「子育て以外で使ったら給付を停止する」
一定の歯止めが必要だと言います。ほほう。あれだけ
国家予算の「仕分け」で財源をひねり出そうとしている
民主党の底が見える発言です。
お金に色はついていません。
子育て手当を銀行で下ろしてそのままパチンコ屋にいけば
確かに不正使用となりますが、その通帳に入っていた「私費」
を使ったという主張にどう答えるのでしょうか。
つまり「家庭内仕分け」をすれば子育てか子育て以外か
など分かるわけがないのです。それとも支給全世帯に民主党
議員、またはその関係者が張り付いて監視するというので
しょうか。
現場の声を。もう既に子ども達の話題にのぼっています。
「毎月2万6千円貰えるって」
小遣いのようです。子育て世代は貧しい家ばかりではなく、
しかし公立小学校では世帯収入に開きがある家庭の児童が
席を並べ、生活費のたしにする家庭と小遣いにできる子供と
のあいだに「格差」が浮かび上がるのは「定額給付金」で
みた光景です。