カタログ雑誌「通販生活」が暴走中。
“自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか”
と、特集記事で呼びかけます。かねてより左翼色を鮮明にしている雑誌ながら、なにかのタガが外れたようです。
呼びかけの一部を紹介します。
“多数におごることなく、米国におもねることなく、
つねに民主主義的な手続きを尊重する
フェアな保守政党としての自民党に
変わってもらうには、一強多弱はよくありません。
いまの「もの言えば唇寒し」の気分、
どこかの国に似てきたように思いません?”
実にパヨクです。
まず、絶対的に自分の主張が正しいとする立ち位置。
多数に驕り、米国におもねり、手続きを無視し、不公平な自民党とDisっておいて、変わってもらうことを絶対の正義とします。なぜかといえば、このDisりを正しい現状分析という前提にたって論を進めているからです。
論理の組み立てる手順には、帰納法と演繹法があります。
帰納法は事実を拾い集めて結論に導くアプローチで、新聞記事など事実を報じる際に用いられます。一方の演繹法は結論ありきで、そこに導くために情報を紹介していく方法。思想信条を開陳する論文などに向いています。
方法論なので優劣で分類できませんが、パヨクはつねに演繹法を用います。朝日新聞も新聞社でありながら、この傾向が実に強く、結論のために捏造級の情報選択を厭いません。
「朝日文化人」と呼ばれる、社論に沿った意見をいう人らにしかコメントさせないのがその一例。朝日の紙面に自由な言論はありません。
通販生活もまったく同じ。
いまの自民党はイカン、という結論ありきで思考停止。
だから正当な手続きを経て可決された、数々の法律などを一切無視していますし、なにより正当な手続きによる選挙で「一強」になったことに目を充てません。
脱原発、護憲、安保法制についても以下同文。
結論ありきの演繹法に、演繹法のための演繹法を用いるので論理破綻。自分の主張に一部の狂いも疑いすら持たず、絶対善とするために、己の教義をもって、自身の正当性を主張する新興宗教と同じ。
もうすこし、かみ砕けば、
「俺がオマエのことを愛している以上、オマエも俺のことを好きにならなければならない」
というストーカーの理屈と同じ。
愛しているから愛が報われることを絶対善として、論理を展開。相手の気持ちなど無視どころか、俺がこう思っているのだから、俺様を愛することこそ、オマエの幸せなんだと、見ず知らずの他人に強制するようなもの。
パヨクの論理はいつもこれ。
その結果、まともな国民の離反を招きます。それを平易な言葉で言えば
「バカじゃないの? いや、バカでしょ。」
寛容な日本人は、一度や二度までは、そういう考えもあるのねと、ただ単純に距離を置き、愛想笑いで接しもしますが、執拗で偏狭な主張が、笑顔を氷らせることは言うまでもありません。そしてパヨクや自称リベラルの首を絞めています。
だから「唇寒し」になるのは当然。バカを相手にするほど、国民も読者も暇じゃないからです。