算数の出来ない日本共産党。息を吐くように嘘をつく

日本共産党は嘘をつく 日本共産党は息を吐くように嘘をつく。ネットで見つけた揶揄に頷くのは「戦争法」というレッテル。安保法制のどこをどう切り取ってもなりません。切り取って一部を拡大し、印象を前提として想像すれば、人によってはなるかも知れませんが、それを事実であるかのように語る行為を「嘘」と呼びます。

 神は細部に宿る。国政も区政をみれば、日本共産党の真実が見えてきます。

 先の掲げた画像は、地元の日本共産党区議が、我が家のポストに投函した資料の一部。区議会の予算委員会での活躍を喧伝するものですが、簡単に検証できる「嘘」が書かれています。

 保育士の欠員を派遣職員で賄っていると指摘し、その派遣職員の労働環境も劣悪だと指弾したいのでしょうが、そもそもが嘘です。テキストで再掲します。

“(略)時給1200円、一日7時間45分、平均18日で月額17万4200円。
 完全にワーキングプアです。区役所が低賃金保育士をつくっている(略)”

 これが文章問題なら、正解を出せる児童などいません。

1200×7.75×18=167400

 になるはず。なお、45分は1時間の60分に対し75%なので7.75として計算しています。

 そこで、先の月額賃金へ揃えるために試算を重ねた結果、

174200÷1200÷18=8

 で1日8時間勤務として日給を支払っていると判明。ならば労働していない15分=300円を毎日余計に支払ってくれている好待遇。あるいは「日給」ならば、それを提示すべきです。あまりにも不自然。区民が算数出来ないと考えているのか、この区議が、算数ができないのか判然としませんが、そのどちらでもないなら「嘘」です。

 また、そもそも月給は20日から22日で試算するものです。それはおおよそ一ヶ月が4週間で、週休二日でも

5日×4週=20日

 となるからです。22日とするのは30、31日の月は、4週間にプラス2、3日になるからで、今年から「山の日」が増え、先進国で最多の祝日数を誇る我が国でも毎月平均1日程度ですから、少なく見積もっても20日にしないことに首をひねります。

 1日8時間労働(300円プレゼント)を20日で計算するとこうなります。

1200×8×20=192000

 さらに22日計算なら、

1200×8×22=211200

 20万円を越えます。保育士の労働に見合うかの議論を脇に置けば、保育士をワーキングプアと断ずるには迫力不足な数字。さらにこれを12ヶ月で単純計算すると

1200×8×22×12=253万4400円

 ちなみにワーキングプアとは、年収200万円をボーダーとする説があり、先の謎の18日計算でも209万4百円と上回ります。

 意図した嘘でなくても、実際からみれば嘘。そして悪意も作為もないなら、日本共産党の人らは算数すらできない。と、仮定すれば、経済問題、貧困対策、国際関係など、小学生レベルの「算数」の思考が求められものが多く、なるほど「戦争法」という珍妙な主張をする理由の背景なのかも知れません。

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