総力特集は昨年末の日韓慰安婦合意。
僭越ながら、私の見立ては櫻井よしこ氏の「事実という武器をとれ!」とほぼ同じ。本音ベースでいえば「悔しい」。しかし、政治・外交で見れば勝利。加えて事実を発信し続けよ。というもの。
以前、ブログに書きましたが、加えてこれを「手切れ金」にすればよいと考えております。グダグダいわずに10億円を用意しておいて、いつでも取りに来てくださいなと。
リアルタイムに世界に発信しておけば、韓国という国と国民が何を主張し、何をやってきたか、そしていままた何をするのかが明らかとなり、
「もうさぁ、日本は韓国につき合う必要なくね?」
と国政世論、といっても、ASEAN諸国やインド、オーストラリア、モンゴルに中東などに思わせることができれば、それで充分でしょう。国際世論といえば欧米と見なしがちですが、あいつら白人は結局、自分たちの利益のためにしか動かず、それは批難の対象と言うよりも「正義」の色と形が違うからです。
「植民地支配の経験がある国」、あるいは「植民地経営をしたことがない国」と呼び変えても良いでしょう。
なぜかといえば、韓国も中国も、その主張は「植民地被害者論」だからです。植民地=永遠の被害者というもの。
もちろん、韓国は日本だったので植民地ではありませんが、手続き論の説明ではすぐに理解されないほど、連中の宣伝活動が行き渡っており、その背景には欧米諸国の都合もあるわけですが、ならばとるべき道はメインストリートである「歴史」で責めるべきです。
「加害者と被害者という立場は千年の時が流れても変わらない」
というメンタリティの異常さを、欧米人も含めた世界の人々は理解できますが、直近の「被害者」がこれをおかしいといえば、オセロのように日本を見る目が変わり、植民地支配により繁栄を極め、実に都合の悪い欧米諸国といえども、多数の声の前に建て前論に改めることが期待できるからです。
なにより、地政学で考えれば、必要以上に欧州におもねる必要はありません。
蒟蒻問答は
《十億円は朝日に負担させろ》
その通り。
デービット・アトキンソン氏の連載は必読。
《日本は難民にあまりに無防備》
もはや難民を受け入れないといえば、人非人と罵られんばかりの国内の空気ですが、欧州ではいま移民排斥の機運が高まっており、その引き金は、ドイツのケルンで年末年始に発生した、難民申請者が数多いとされる集団暴行事件で、千人規模の加害者に、数百件の女性の人権が蹂躙されます。
ネットで公開されている犯行時の映像では、群衆のなかに消えていく女性の、断末魔とはこのことかと耳をふさぎたくなるほどの悲鳴が木霊しています。
さらに、ドイツ当局はこれらの事件の矮小化を目論んだ形跡があり、報道は制限され、また同様の犯罪がドイツ国内で同時多発的に起きていたことは、事件から相当の日数を経過してから徐々に「漏れ」てきています。最新の情報では16州中、12州で事件発生。総数は軽く1000件を越えたと地元紙が報じています。
アトキンソン氏が外国人だから指摘できることが続々。同じことを曽野綾子ちゃんがいったなら、「排外主義者」とレッテルの上張りをされることでしょう。
佐瀬昌盛氏の連載「やーい、朝日のバーカ(筆者妙約、正しくは《朝日新聞とのわが四十年闘争》)」は、朝日新聞の変わらぬ体質が透けて見えて爆笑。朝日新聞が煽った危機に対して、危機を煽ったバカがいる的なツッコミを嗤います。
■今月のWiLL 2016年3月号 勝利か、敗北か「日韓慰安婦合意」
http://goo.gl/JaPqj4