ベッキーと矢口真里に通じる視聴者軽視と嫌悪感

不倫発覚後、はじめての生出演である関西テレビ「にじいろジーン」。関東ではフジテレビがオンエアし、注目を集めるも一切触れず。多少、やつれ「蒼白」とみることもできるが、そのプロフェッショナル笑顔は致命的です。

テレビ東京「おはスタ」で、ポケモンの名前を英語風に紹介するというシュールな企画で見かけて以来、親戚のオジサン気分で応援していたベッキーですが、ネット上では彼女は悪評の方が高く、騒動前はやっかみ多数と見ることもできましたが、騒動以後は「やっぱり」という空気になっております。

不倫に関しては「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音こと、川谷健太氏(けんちゃん)が女にだらしがないというか、不倫する気マンマンでベッキーに接近したと、「週刊文春」の記事を見る限りそうなのでしょう。

ベッキーがゲスのけんちゃんのファンだったのは公知のことながらも、その好意に下心を見つけなければ、親しくなった時点で入籍している事実を告げるはずだからです。「友だち」ならばなおのこと。

そして二人の付き合いにとやかく言うつもりも、さほどの興味もありませんが、捨てられるゲスなけんちゃんの奥さんには同情的で、仮に肉体関係になった後に、けんちゃんから妻の存在を告げられたのならベッキーにも同情しますが、しかし、その後の「卒論」や、上から目線のアドバイスに滲む「芸能人って特別」って感じはモヤッとします。

プロフェッショナルな笑顔が追い打ちをかけます。私たちは特別。

確かに芸能人などそうなのでしょう。ケツの毛の本数はともかく、些末なプライベートまで切り売りする商売は、普通ではありません。しかし、庶民の味方のふりをすることが求められる「タレント」にとって、騒動を起こし、人のダンナを掠奪未遂しておきながら、シレッと満面の笑顔に視聴者は、特に主婦層の嫌悪感は想像に難くありません。

思い出すのが矢口真里。というより、ベッキーの不倫発覚後、概要を知った妻が漏らした感想です。

それはだらしない男女関係が露呈しても、軽い謝罪のみで逃げ切れるという皮算用。仮に矢口真里の間男騒動でも、誠実に記者会見を開いていれば、いままで引きずることはなかったでしょうが、視聴者と消費者を軽く見て逃げ回っていたからの猛バッシング。ベッキーに同じ影を見つけます。

記者会見は開いたものの一方的に語るのみで、早速、生放送で満面の笑顔。しかし、週刊文春の記事の内容は、ベッキーの一人語りで納得できるものではなく、離婚届を「卒論」と妻との別れを望んでおり、友だちだなどと言語道断って主婦なら思うことでしょう。愛人の味方をする主婦などいません。

津田大介氏あたりなら「ネットは無責任に批判する」と珍説を開陳するかも知れませんが、女性の不貞に厳しいのは昭和時代から変わらず常に女性で、女性を視聴者とするならベッキーのとった対応は致命的です。むしろ、鬼女板あたりの反応のほうが静かで、それは「やっぱり」という満足感からくるのでしょう。普通の主婦のほうが嫌悪しています。

ましてチャンス目があったのが、ゲスのけんちゃんが、ファックスのみで逃げ回っていること。交際後に婚姻関係を知ったのなら、ベッキーはむしろ被害者。つまり、肉体関係により燃え上がった欲情・・・もとい劣情・・・コホン、愛により抑えが効かなくなったと誠実に釈明すれば、一定の支持は集めたはずだからです。

スポニチの報道では、騒動発覚後、二人は「別れた」となっていますが、未練があったからゲスなけんちゃんに責任を負わせることができなかった、ということでしょう。

実にもったいない・・・とベッキーへの興味はないのですが、何事もなかったように彼女を起用するテレビ局の態度は、視聴者を侮辱しているということ。低視聴率に喘ぐフジテレビらしいといえばらしいのですが、小馬鹿にされているようで不愉快な三連休の朝です。

そして不愉快なことがもうひとつ。この場にもなぜか立ち会う保田圭の不幸。なんか騒動のすぐそばにいるんだよね、彼女。理由はないけど、なんか好きなんだけど。

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