本当に「文才」が・・・

 仮面ライダーカブトこと、水嶋ヒロさん受賞について

さまざまな憶測が飛んでいます。メディアは好意的に報じていま
すが、受賞会見であそこまで「前事務所」に言及している裏返しに
何かがあったことは想像に難くないのですが、ああした

「大人の態度」

は自分の吹き込んで楽曲を買うなという歌手とは偉い違いです。
メジャーレーベルという「大人の仕組み」に参加した以上、どう
扱われるかは仕組みに委ね、それゆえ小銭、もとい大金が転がり込
んでくる訳で、あの歌手のファンだっただけにとても残念です。

話を戻します。
受賞に際して「憶測」が飛んでいるのは、いわばやらせや、
裏取引、話題作りではないかというものですが、これについて
私は証拠を持たないので「憶測」であることを断っておきます。

そしてさしたる興味もないのは本稿の結論です。

まず、「やらせ」だとして考えられる憶測は、賞を与えた出版社
の破滅的な経営危機だった場合です。背水の陣の一発逆転でならば
ないこともないでしょうが、では、水嶋さんがわからみて、この
博打に乗るメリットはあるでしょうか。

売名行為・・・は不用でしょう。
出版権・・・は、あれだけの著名人、「幻冬舎」なら喜んで
だしてくれるのではないでしょうか。奥さんをからめれば
「主婦の友社」なども飛びつくことでしょう。

聞き流される「音楽」なら、「関係者」によって発売日前に
大量の注文をいれ「初登場1位」をとり、各種媒体で紹介される
ことも期待できますが、「小説」は仮に売れたとしても、読者という
消費者に「読む」という作業を強いるメディアで、面白くなければ
ブックオフの大量に持ち込まれてしまいます。あるいは★がひとつの
レビューがアマゾンに並ぶことでしょう。

デビュー作でここまで博打を張るメリットは水嶋さんがわには
見つからないのです。「生活費」に関していっても、奥さんの印税
はともかく、堅実な生活をしていれば、相応の貯金があるぐらいの
活躍はされていますし、ご両親が健在なら転がり込むことだって
ありえない選択肢ではないでしょう。

すると、本当に「文才」が・・・と、ここで本稿の結論。

「作品を読む前に評価してはならない」

という当たり前の話しに帰結するのです。

ただ、「天は二物を与えず」ということから、水嶋さんへの
ねたみ、やっかみ、羨望が聞こえてきますが、これも・・・ねぇ。

ちなみに「ウィキペディア(笑)」によると、仮面ライダー
カブトで妹役を演じた女の子は芸能界を引退したとありました。
余談ですが「ミサキーヌ」は今年の2月に入籍されたとありました。

つまり、一線で活躍し続ける俳優はそれほど多くはないのです。

売れる、売れない、だけではなく、向き不向きがあり、それは
いうなれば高倍率を勝ち抜いて就職した大手企業や霞ヶ関の官庁
であっても「退社」する人間があとを絶たないことと同じです。

そして水嶋ヒロさんに羨望ならともかく、ひがんでいるかたには
こういう見方もあることを提示して、本稿を結びます。

「水嶋ヒロは世界のなべあつと同じ」

世界のなべあつさんは、芸人として大ブレイクせず「放送作家」
として道を開きました。「世界の」は作家後のブレイクです。

一線級で、かつ、芸能人を「嫁」に貰ったと言えば

「劇団ひとり」

さんもそうですね。小説は高い評価を得ているようです。

どうです? 「なべあつ」「ひとり」、そして「カブトのヒロ」。

もっとも「表現者」が文才に恵まれていたとしても違和感は
ないのですがね。
 

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