くらたま、政治を勘で語る文化人

 地元足立区の交通行政に関する有識者会議(正しい名称はあるの
ですが名前が長いので)に区民として参加しています。

正直に述べれば、第1回の会議に出席して失敗したなぁとつぶ
やきました。それは役所のアリバイ作りに利用されただけではないか
という思いです。

有識者会議とは口の悪い人によれば、政府や機関の方針決定のた
めの「よいしょ」が目的で、方針に沿ったコメントを寄せる人が
繰り返し選ばれる傾向にあり、文化人(識者)からすればギャラは
安く、時に無給でも、「肩書き」に加えることで講演会のギャラで
回収できる「もたれ合い」のためのものだといいます。

ことの真偽はわかりませんが、まぁなぜこの人がというのが
選ばれるのはNHK経営委員会委員に漫画家の倉田真由美(通称
くらたま、政治を勘で語る文化人)さんが提案されたことから、
うすボンヤリと想像できるのではないでしょうか。この提案は
政府、民主党です。

実はそれをきらって正しい名称を書いていません。
純粋に足立区のお役に立てばとやっていることだと。

そして会議。データを並べる現状追認型で辟易としました。
だから「アリバイ作り」だろうと。専門家と区民の皆さんと
議論を重ねてこうなりましたというアリバイのためです。

これについては回を重ねるごとに改善されつつあるので、もう
しばらく様子を見ることにしましたが、発見があったのは収穫です。

それはこう。

「声なき声を集める難しさ」

交通に関する現地調査では、障碍者の声を集めるのは難しいと
いうことです。これについては足立区の福祉はなかなかに頑張って
おり、「ケアマネ」さんが多くの情報をもっているとアイデアを
だしておきましたが、マーケティングの世界でも

「サイレントコンシューマー(物言わぬ消費者)」

が一番の課題といっても過言ではないのです。

ところが各種「有識者会議」の参加者は、一般社会において

「声の大きな人」

で、政策が迷走する原因を見た気がしました。

ちなみにこれは「IT」や「ネット」業界も全く同じ構造。

だから「ツイッター」がやたら喧伝されます。
でも、相変わらず私の周辺調査では利用者は極わずか。
主婦に至っては「皆無」です。
 

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