愛と権利で瓦解した国家

今日は本当に「マスコミでは言えないこと」。

我が国ははもうちょっとすると人類史に名を刻みます。きっと。

「愛と権利で瓦解した国家」

として。

多数のキャラクターが登場しますが、全て架空のフィクションです。
ハリーポッターの映画を見て「人が空を飛ぶわけないじゃないか」
というツッコミが野暮なように、くれぐれも架空の話しで噛みつか
ないでください。

コホン。では架空の話し。

保育料を納めなくても「児童福祉法」で、保育拒否はできないと
いいます。待機児童がいても、「通園する権利」をもった以上、
その権利は行使します。

パパとママの専用車があり、マイホームを手に入れ、携帯電話は
使いホーダイでも保育園に回す金は残念ながらありません。

払わないといいません。払えないのです。

そんな愛するわが子でも自分が仕事の休みの日もしっかり保育園
に預けます。だって、通園する権利があるのだから。私も遊べるし。

払った保育料分、もしくはこれから払うかも知れない保育料分と
通園する権利は存分に行使させていただきます。

仮にファミレスで、回転寿司で、ディズニーランドで、バーベ
キューで、スイミングスクールで、英会話で使うお金はあっても
ないものはないのです。

それにスイミングや英会話は子供達への「投資」です。

「この子達の将来のために役立つから通わせている」

のです。仮に習い事をやめてまで保育料を払ったとして、英語の
授業についていけなくなったら、川で遊んでいて溺れたら。

『どう責任取ってくれるんだ』

ちょっとお腹が痛いなぁ。

国民として救急車を呼ぶ権利があります。
だって痛いんだもん。

もしかたら正露丸で治まるかも知れないし、いま後ろから

「チェ・ホンマン」

が怒りの形相で追いかけ来たらダッシュで逃げる自身はありますが、
痛いのだもの仕方がありません。

私の権利は私が行使したいときに行使できるものです。

瀕死の重傷者が今や遅しと救急車を待っているかも知れません。
それぐらいは想像できますよ私だって。

でも「その確率は?」。

いないかも知れないのだから、ちょっとした腹痛といったって
なにしろ痛いのです。トイレに入って踏ん張れば、5分後には
楽になっているかも知れなくても痛いのです。

私の痛さは瀕死の重傷者がいる「かも」なんて仮定の話に付き
合っていられません。

そりゃぁ目の前で頭から血を流して、うめいている人をみれば
ダチョウ倶楽部のギャグのように

「どうぞ、どうぞ」

と譲るぐらいの了見は持ち合わせていますが、目の前にいません
もの。

『だったら連れて来いよ。瀕死の患者を。そしたら譲ってやるよ』

6月1日は鮎釣りの解禁日。
太公望にはたまりません。

余談ですが鮮魚コーナーで鮎を見かけるたびに

「アユです」

と似ているところを探す方が困難な浜崎あゆみさんの物まねを
ミヤワキはやっています。

天気予報をみればバリバリの雨天。
雨天決行です。運動会じゃないのです。鮎釣りです。

どうせ川は水場。濡れるのですから雨なんて気にしません。

そして同じ「釣る権利」があるのなら人よりいい場所で、一尾で
も多く釣るのが最大の権利行使です。

「損をしたくない」

雨天決行。中州で待機。解禁と同時に突入を準備。

・・・「想定外」の雨量とやらでレスキューが出動して救出され
ましたが、いやぁ残念。一番乗りを逃してしまいました。

レスキューや警察が助けてくれるのは当たり前でしょう。
だって税金払っているんだもの。

『私達は助けられる権利があり、助けるのが彼らの義務ですから』

愛し合っているからこそ避妊なんてしません。
できたら「責任」をとりますよ。

アレをつけると「彼の存在」を感じないんです。
もっともっと愛されたいの。

もう、あの人とは終わっているの。
僕がこれから支えてあげるよ。
嬉しい。
一緒に歩いていこうね。

ようやく話し合いがついたの。
これでようやく僕達結婚できるね。

今日はあなたにもう一つ嬉しいニュースがあるの。
なんだい?

・・・できちゃった。
やったぜベイベー。

え? 前のダンナの子供になる? 冗談じゃない。
私達の子供よ。

法律は国民のためにあるんだろ。
子供の将来を考えろ!!

前のダンナの子供になるなんておかしいだろう。
離婚する前に避妊もせずにセックスしたのだって、

『愛していたから』

私達は「婚姻」という制度を認めていません。
故に事実婚を選択します。
事実婚でも公営住宅へは入居できますからね。
それに届けという「紙切れ一枚」で、人を判断するのはどうかと
思いますよ。実際。

子供が産まれて出生届には「非嫡子」の欄が。
嫡子とは家督を継ぐもの、または正妻の子供。

この子は事実婚においては正妻の子。
冗談じゃない認めないね。俺は。
俺の子供で、愛する妻の子供であるのだから非嫡子なんてフザケ
ロって話しだよ。

もちろん、婚姻ていう「紙切れだけの問題」の現行制度を受け入
れる気がないなら、非嫡子という「紙切れの上での問題」も気にし
なければいいのだろうけど、これは愛する子供の話。

差別されたらどう責任取ってくれるんだ。
子供にだって人権があるのだから。

そう、人権。この子に不利益があったらどうするんだ。
つまり俺のいいたいことはこうだ。

『戸籍はいらないけど権利はよこせ』

全て架空の話しです。

時にマスコミは事実の一部を大きく取り上げ、本人の意思とは
違う切り取りかたをしますので慎重に扱う必要があります。

しかし、ルールがおかしいなら変えることができるのが民主政治
です。

そして法治国家において「事後法」が禁じ手となっているのは、
時の為政者の暴走を諫めるためと、今生きている人の不利益を
おこさないためです(お隣韓国の親日糾弾法は法治国家として
あり得ないことですが・・・他国のことです。が、その論理が
国際社会でも通じると信じているのが面倒です)。

だって、安倍首相が突然、

「郵政解散選挙は間違いだったから賛成した奴は牢屋に入れろ法」

なんて施行したらどうします?
又は

「戦争中に敵兵を殺した子孫は謝罪の1000万円を払え法」

なんてできたら。

だからおかしくても「法」なのです。

今回の架空の話しをメディアが掘り下げきれないのは

「愛と人権」

の前にいとも簡単に跪く事なかれ主義のため。

住民票に関して我が町足立区は「個別対応」をしています。
そういう自治体があるのはいいことでしょう。
但し、認めたのではなくあくまで「特例」として。

自分の主義主張の為に子供に不利益をかけたくないのなら、
そういう自治体を選ぶという方法だってあります。

「移動の自由」も「住居の自由」も憲法という紙切れに書かれてい
ますから。

100人が100人、全ての法律に納得している人なんていません。

私が私の「心の法律」に従っていいのなら税金は納めません。
使って欲しい団体に寄付します。
しかし法というルールに従っています。一市民として。区民ですが。

「無理が通れば道理が引っ込む」

この言葉が死語となったとき、日本国は人類史に不名誉な名を
刻むのかも知れません。

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