日本は「倭州自治区」として赤い旗の下に

本日公開の「Web担当者フォーラム」では、私の懐かしいバブル
の恥さらしを紹介していますが本日はホワイト・デー。

■ホワイト・デーとバブルの思い出を綴った
「Web担当者フォーラム」の今週号はこちらから
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/03/14/1035

姪へのお返しは3倍返しどころの騒ぎではなく、コラムに綴った

「バブルへGO!」

です。
ホワイト・デーもバレンタインも

「大人の事情」

から生まれたイベントですが、日本ではどこからか伝統や理由を
引っ張ってきて

「権威付け」

をして、それを受け入れる国民性があります。

民俗学者ではないので断定できませんが、先進国の中では希有な

「万物信仰」

のなせる技だと睨んでおります。
万物信仰とはお天道様にも台風にも、ハサミにも包丁にも神様が
いるというもの。

いわゆる先進国の殆どが「一神教」という一つの神様を信じてい
ます。中国は共産主義を信奉し、露西亜がプーチンにその身を捧げ
るように・・・念のためですが冗談ですよ。

「お祭り」が増えるといった単純なことですが、ここまで素直に
習慣に織り込めるのは

「日本の常識、世界の非常識」

だったりします。

私はその日本人の

「(宗教的=得てして祭りは宗教的儀式に起因するため)おおらかさ」

こそが平和な次の世代・・・がくるならば、鍵となると誇らしく
思います。
島国根性などと卑下する人が後を絶ちませんが、こと宗教や思想、
信条に関しては我が国はおおらかで寛容の精神に溢れています。

但し。 これは国内専用です。

世界はもっと狭量です。

「根拠に乏しいいわゆる従軍慰安婦問題」

が、グローバルスタンダードの世界史に刷り込まれていこうとし
ています。

これに対して我が国は無策です。

人間でいう還暦の60年を一区切りとして見たとき、60年後の
日本人が「A級戦犯」とあげているかも知れないのが

「河野談話」

を発表した河野洋平さんです。
彼は非常に日本人的に

「とりあえず謝っておけば」

という姿勢で談話を発表したとしか思えない論拠も根拠も乏しい
発言により、いわゆるアジア諸国に日本への攻撃材料を与えました。

福島瑞穂さんのような国辱&国賊級の方が「反日活動」をしても
ドクター中松級にしか、今回の都知事選でいうと

「フクロウ博士並」

でしか相手にされませんが、時の政府要職の発言は

「言質」

に値します。

そしてその「言質」がぐるっと回って

「日系三世の同盟国アメリカ下院議員」

の手によって利用され、活用され、歴史の事実として日本に謝罪と
反省を迫ろうとしています。

昨日のアメリカ株価の超下落にも象徴されているように、アメリカ
経済に対する先行き不安はここ数年いわれており、とくに住宅バブル
の懸念は誰もが指摘するところでした。

アメリカの朝日新聞、ニューヨークタイムズが騒いでいるだけでなく
その他の主要新聞も騒ぎ出している背景には「経済」があります。

親分アメリカは自国経済が弱くなると、子分を虐めます。
貿易摩擦、JAPANバッシングなどなどあげればきりがありません。

しかし、自動車も現地生産に切り替えたり、円高誘導にも耐えられる
ようになったりと日本経済の足腰が強くなると

「経済」

でのカードが少なくなりました。
カードが多ければ多彩な攻撃が可能となります。
牛肉に関しても着々と圧力への布石を打っており、国際獣疫事務局
(OIE)から何歳の牛でも輸出が可能な国と認定され、これを盾に
更なる開放を迫ることは火を見るより明らかです。

なにも牛肉を喰わせたいのではなく、手持ちカードを増やすことに
重きを置いているということです。

そこにふって湧いたのが

「過去の謝罪」

です。直接経済に結びつかなくても良いのです。

「イメージダウンと圧力」

が狙いですから。平たくいうと脅す材料ならなんでもよいのです。
アメリカがベトナムで「立派な従軍慰安婦」を弄んだとしても。

日本人の血が流れるアメリカ下院議員のマイク・ホンダさんは
今、

「韓国の英雄」

だそうです。ありもしなかった従軍慰安婦で。
そして彼の選挙区は在米コリアンが多数いる地域です。

票のためにルーツを売る行為。

と、糾弾するのは簡単ですが、同時に我が身を振り返ると

「祖を同じくするものを助けたのか」

・・・残念ながら皆無でしょうね。
有名になるまで助けてくれないというのが、戦後日本に巣くう
エリート層の悪弊ですから。
戦前は私財をなげうって後進を育成した人がいたんですがね。

金持ちに100万円上げても喜びませんが、貧乏アーティストに
とっては神々の声が聞こえるほどの福音です。

いわゆるアジア諸国の強さは世界中に散った「同胞」との連帯、
相互扶助が行われていることです。

すると世代を重ねて他国の国籍を持った国民が登場して、
彼らがどういう行動をとるかをようく理解しています。

だから貧しいものは助け、能力があれば育てます。
善意と戦略が入り交じった

「布石」

です。

いわゆるアジア諸国・・・はっきりいえば「中華思想連合」を
侮ってはならないのです。彼らは金の使い方も人脈の活用も何より

「情報の大切さ」

を知っています。
そしてこれは世界の常識です。

今朝、気になる記事が日経新聞にありました。

「中国の大学新卒3割が就職できず」

日本のところてん大学のように入ったら出られるというものでは
ない大学を卒業して、空前の好景気に沸く中国で就職できないと
いうのです。

優秀な人間の競争が更に激烈になっているのではないでしょうか。
優秀な人間の切磋琢磨は国力を引き上げます。

これだけでも脅威です。

が、本当の脅威は、彼らがどこに流れるかということ。

今、日本での中国人が犯罪が取りざたされます。
多くは強盗や殺人などで凶悪ではあっても粗暴犯です。

大学を出て優秀な中国人が大量にやってくる。

第一段階は「粗暴版から知能犯」への変化。

新興市場の株価操作からインサイダー、怪しい健康茶販売等々、
自らの特徴を最大限に活かした

「21世紀は中国の世紀アルヨ」

的なグレービジネスの隆盛。

そして次が、アングラマネーから表のビジネスへの変化。

アングラ市場にて得た資金を元に表への参入です。
地盤である中国本土の労働力を活用できるのは強みです。

また「外国人特有」のしがらみのなさを有利に使うことができます。

そのくせ、日本人特有の

「異質な顔かたちへの抵抗感」

は非常に小さいことも中華思想系民族の利点となります。

知的水準の高い野心感が今中国では余っています。
その数なんと600万人。

日本人口のざっと5%の大卒が余っています。

少子化で人口が減る一方、財界も政界も「経済合理性」を優先させる
ベクトルの発言が目立つことを考えると

「有望な労働人口」

を受け入れることも不思議な話ではありません。

そして、日本に彼らが大量にやってきて数十年後。

日本は「倭州自治区」として赤い旗の下に集っているのかも知れません。

そのような「民族の悲劇」を迎えたときに

「国家斉唱伴奏拒否」

とやるとどうなるんでしょうか。それだけが楽しみだったりします。

些末なウチに手を打っておかないと

「ホワイト・デーは3倍返し」

などという風説が社会常識になったような「エライコッチャ」が
やってきます。

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