民間人を面白がるように虐殺した日が明日

交渉術などと大袈裟なことをいうつもりはありませんが、この国
の「エリート(笑)」に属する人達は未履修だったのではないかと
疑ってしまいます。

・・・もっとも「学校で教えないこと」のほうが、社会には多い
ので、そんな単位があり、取得していたとしても役に立つわけが
ないのですが。

「交渉」が必要とされるということは、そこに「利害」があると
いうことです。

そして互いの利害が一致したり、妥協したりで結論が出ます。

「日朝会談」

想定の範囲内での交渉決裂。既定路線です。
将軍様の国にとってはアメリカの顔を立てるのが「利」ですか
ら、一瞬でもテーブルについただけで充分です。

今回の日本は「拉致犯罪の解決」という大前提を譲らなかった
ことだけは評価できますが、分かり切った彼の国の対応に対して
なにも準備できていなかったことに交渉の甘さを見ます。

「布石」

今回はどうせ実らぬ会談だと簡単に想定できるわけですから、
打っておくべき石はあり、そういった技が足りていないのだなぁと
落胆します。

例えば。

拉致を持ち出したときに、将軍様の小間使いは声をあらげるか
原則解決ずみと席を立とうとするでしょう。

そこで、

「やはりそういう態度に出られるのも『アレ』を持ったからでしょ
うね。・・・我が国も早急に検討しなければ」

と聞こえるようにポツリ。

彼の国は他国の揚げ足取りが大好きです。
と、同時に潜在的な日本の脅威が増大することを嫌います。

すると

「日本は核武装すると恫喝した」

などと喧伝してくれることでしょう。

会談内容を喧伝する行為は「信頼できない国ですよ」と触れ回る
ことと同じです。

そして過日、「核武装議論か?」とぷち盛り上がりを見せただけ
で親分、アメリカから

「日本を守るから」

と特使がやってくるように、日本の核武装を歓迎する国は

「六カ国協議参加国」

では日本も含めて一カ国もありません。

※但し、世界中、とりわけ中国や露西亜と利害対立している国の
中には条件付きで認める空気もあります。
もちろん、日本が武装することによりそれらの国との緊張が高まり
自国に有利になるという「利」のためです。

つまり、日本は「核武装議論」を一切しなくても、将軍様の子分が
触れ回り一躍話題の中心に躍り出ることが期待できたのです。

議論が沸騰しても交渉担当は絶対に辞任させてはなりません。

「そんなこと言っていないのだから辞めさせる理由がない」

と突っぱねればよいのです。

彼の国が喧伝しなければ? それはありません。
日本は日本人が思う以上に怖れられているからです。

スイスがハリネズミ国家と呼ばれるほど「武装」をしてもとくに
非難されることがないのに、日本が「普通の国」になろうとすると
猛反対するのは「潜在的恐怖」のためです。

もちろん、利発な将軍様もご存じの事実。

こと「交渉術」に関しては数段上の北朝鮮です。
どちらが自分たちに有利かを天秤に掛ければ明白です。

黙っている→自分たちの力で日本の脅威に立ち向かわなければならない。
しゃべる→アメリカや中国、露西亜がやいのやいのいってくれる。

ヤクザ屋さん世界では「カタにはめる」と呼ぶそうですが、
落としどころを最初に決め手おいてから、相手に出方を選ばせる
のは、交渉術の一つでもあります。

交渉術では「外堀を埋める」というのもとても有効です。

だから中国のとんでも原作を元にした映画「南京」も、妄想を
ベースにしたとはいえ与える印象は日本軍の残虐さをすりこむこと
でしょう。

外堀を埋められる前に声高に、

「偽造捏造妄想だ」

といわなければ、事実として記憶に刷り込まれてしまいます。

日本的な曖昧さは通用しません。
ないものはない。

国辱的失敗例が「河野談話」です。
歴史上の事実は確認されていない従軍慰安婦というものが、
記憶に刷り込まれてしまいました。

そしてアメリカでは「ぷちJAPANバッシング」がおきつつ
あります。

それを左系の新聞は大騒ぎ。

アメリカの朝日新聞「ニューヨークタイムズ」が煽ったのですが
今なら反撃のチャンスなのです。

従軍慰安婦の根拠は示されておりません。

しかし。

1945年3月10日 東京大空襲
歴史上類例を見ない民間人大量虐殺

事実です。延べ10万人が虐殺されました。
アメリカ軍に。

ご丁寧に、周辺を爆撃して「炎の壁」をつくり、真ん中に逃げ集
まった民衆に向けて爆弾を落とすという念の入れようの虐殺です。

戦争は本来「軍と軍」の戦いだったのですが、民間人を面白がる
ように虐殺した日が明日です。

もちろん、今の日米関係から恨み辛みをいうのは得策ではありま
せん。

が、事実は事実。根拠が定かでないもので日本に喧嘩を売るなら

「いつでも買っちゃるよ」

という姿勢を日頃から見せておくのも交渉術なのです。

「敵を作らない生き方」

とは、何も仲良くすることだけではなく、

「あいつを敵に回したくない」

と思わせることも大切なことなのですが。

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