月刊「正論」2016年5月号 共産主義者は眠らせない

月刊「正論」2016年5月号 共産主義者は眠らせない

月刊正論2016年5月号

 なんといってもオススメはITジャーナリスト 宮脇睦氏による

「ヘイトスピーチ規制は“第2の慰安婦問題”だ」

 です。冴え渡る筆先に、ほとばしる憂国の念。筆者の最高傑作にして、日本社会に問いかける警世の・・・失礼。でも、自公により提出されるヘイトスピーチ規制法は、禁止や罰則のない理念法になりそうですが、それもそのはず。

 ヘイトスピーチの絶対条件にあるはずの「差別」の定義が曖昧だからです。仮に出自のみを論拠とした中傷を「差別、ヘイトスピーチ」とするなら、我が町足立区は被差別部落になってしまいます。

 なお、面倒ながらこの手の文言に噛みつくパヨク対策として注釈を入れるなら、この「部落」とは地域や地区、集落として使っております。ものごころがついた、高知県の田舎では割合一般的に使っていた言葉です。(用例:うちの部落は、となりの部落はなど)

 足立区=貧困、足立区=犯罪。濡れ衣です。

 最近、気がかりなのは「朝ドラ」における平均視聴率の、21世紀最高記録を樹立した「あさが来た」の主人公 波瑠さんが、最近

「足立区出身」

 と語られないのは、彼女が出自を隠しているからか、それとも

「ブランドイメージが悪い」

 と、安藤美冬のようなことが理由であるなら、やっぱり差別だヘイトだレイシスト(人種差別主義者)だと騒ぐとパヨクと同レベルになるのでやめておきます。

 おなじく地名だけで半笑いするものもいて、拙稿でもマクラに使った「埼玉県」で生まれ育って、地元で会社経営をする社長は

「埼玉はディスられてなんぼ」

 と鷹揚です。とにかく、ヘイトスピーチ問題を、この視点で語っているのは私だけと自負しています。必見です。

 その他にも今月の「正論」は読み応えバッチリ。

 故やしきたかじんに「軍事漫談家」と名づけられた井上和彦氏の「日本が好き!」。今回はニュースキャスターの辛坊治郎氏との対談。

 ここでも「ヘイト」に疑問が発せられ、左派が言論弾圧を好きな構造的理由を井上和彦氏がこう説明します。

“彼らにとっては自分たちこそが「正義」だから、言論弾圧をすることも「正義」なんですよね”

 これを受けて辛坊治郎氏は「はすみとしこサイン会中止騒動」などに触れますが、一般メディアではまったく紹介されないパヨクによる言論弾圧です。

 辛坊治郎氏が、ヨットの遭難事故で自衛隊に救出された話しは・・・泣けます。彼にではなく、自衛隊員の志の高さ。ひとつだけ紹介すると、救出された彼が、隊員に名前を訊ねても答えず、胸に貼られた「71航空隊」のワッペンを剥がし「これです」と差し出します。

「個人で助けたわけではありません。チームでやっているわけですから、名前は名乗れません」

 しかも、このワッペン。自費です。官給品でないから、隊員の判断で救助者にプレゼントできるのです。これぐらいの費用をもってやれと思ったのは野暮でしょう。この志の高さに我々国民が答える術は、最高の敬意しかありません。待遇改善は別の話として。

 今月号の総力特集は「共産主義者は眠らせない」。近現代史研究家の林千勝(はやし ちかつ)氏の

“支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち”

 は、大東亜戦争末期、狂ったとしか思えない「ソ連仲介」を理解する一助になります。実は米国内も赤化が進んでいて、その後の占領政策に反映され、日教組と日本共産党が躍進するきっかけとなるのですが、同じく日本もソ連を頂点とする共産化革命の波に飲み込まれていたことを、歴史の教科書は教えてくれません。

 そして元共産党のナンバー4 筆坂秀世氏の

“「民共」協力に秘められた共産党の打算と野望”

 は、さすが元党員。選挙協力という美名により、立候補を取りやめれば「供託金」を没収されずにすみます。供託金とは泡沫候補の乱立を避けるため、一定の現金を差し出し、一定の得票数(得票率)に達しなければ没収される仕組みで、すべての選挙区に候補者を立てると掲げる日本共産党は、選挙の度に大量の「寄付」をしてくれるありがたい政党だと揶揄されています。

 つまり、民進党らとの「協力」で、出馬を控えれば、没収される金が減るので助かるという台所事情を披露しています。

 総力特集のなかでも特筆すべきは 江崎道朗氏の

“「反戦平和」の本質と「戦争法反対」「民共合作」の怖さ”

 は、佐々木太郎氏の著書を引用する形で、共産党=コミンテルンの手口をつまびらかにしており、いわゆる「パヨク」は

“間抜け、騙されやすい人々”

 だと教えてくれます。正しくは「デュープス(Dupes)」。以下、引用

“明確な意思を持って共産党のために活動する人々ではなく、ソ連やコミンテルンによって運営される政党やフロント組織が訴える普遍的な「正義」に対して情緒的な共感を抱き、知らず知らずのうちに共産党に利用されている人々のことを指す”

 パヨクはもちろん、SEALDsの共感者や、津田大介、茂木健一郎、石田純一各氏などがこれにあたるでしょう。なるほど。

 「保育園落ちた日本死ね」についても言及します。これも少々長いが引用します。

“資本主義国では子供は必然的に搾取され、抑圧される。また、発展途上国の子供たちも搾取され、まともに教育を受けることができないばかりか、ブルジョワジーたちが起こす戦争の犠牲者となる。子供たちを戦争と貧困の危機から救い、真に児童の権利を守るためには、資本主義・帝国主義を打倒し、社会主義社会を実現するよりほかにない”

“保育園に入れないのは、子供を搾取する資本主義体制だからであり、資本主義を掲げる日本を打倒しない限り、この問題は解決されない”

 なるほど、この問題に積極的に取り組む連中が民進党や共産党の支持と重なるのは、再び政権交代で民進党政権とし、合法的に日本解体、破壊を目指しているのだということがわかります。戦争法と叫ぶ連中も「間抜け」に属すのでしょう。

 なお「保育園落ちた日本死ね」を最初に世に問うたとされる、NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹氏は、民主党時代に徴用、もとい重用され名を売った人物です。

 そしてこの法人は、病児保育、小規模保育、障害児保育に関する事業を営んでおり、使命感もあるでしょうが、つまりは

「利害関係者」

 であること、誰も指摘しないのが不思議です。
 普通に考えれば「我田引水」「利益誘導」なんですがね。間接的とはいえ。

 うっかり全部紹介してしまいそうなので、是非、本誌を手にとって下さい。

 残念なことは「せいろん女子会」が今号を限りに不定期連載になるということ。女子の都合でしょうか。それはそれでリアルではありますが。

月刊「正論」2016年5月号 共産主義者は眠らせない
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B01BVS0DEC

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA