白熱ライブ ビビットのビビットなダメ感

 オープニングの2秒で「ダメだ」とビビット呆れたのが、本日(2015年3月30日)からTBSではじまった『白熱ライブ ビビット』。

≪国分太一と真矢ミキをMCに迎えて送る“次世代型”情報バラエティ≫

 とTBSのサイトの説明もがっかり過ぎるのは「次世代」とか「新世代」は旧世紀に目立ったキャッチコピーで、いまこれを使うのは「コンセプト」が未確定でお茶を濁すときだけ。つまりは「見切り発車」。

 三顧の礼で迎え入れた国分太一をメインに据えた『いっぷく!』の低空飛行に、打ち切りが絶えず噂され、男性票を期待されたアシスタントの枡田絵理奈TBS社員は、広島カープの堂林翔太選手との熱愛発覚→結婚→退社と、期待を全て裏切る獅子奮迅の活躍ぶりで、むしろ低視聴率によりTBSに見切りをつけた彼女の慧眼と呼ぶべきでしょうか。

 そもそも論で言えば、「ハコちゃん」の愛称で知られる作家の岩下尚史氏の起用は、冒険を越えた無謀で、コメンテーターや彼の博識を利用したコーナー専任ならば活かしようもあったはずが、「振り向けばテレ東」の座をフジテレビと争う、いまのTBSにはそうした企画力など無いのでしょう。

 『いっぷく!』は途中テコ入れしますが、力点と作用点を理解しないテコは、流れに棹さすことなどできるはずもなく沈没します。

 そして「真矢みき」が「真矢ミキ」に解明してまで挑む新番組の『白熱ライブ ビビット』に捧げる言葉は「あきらめないで」。って来週にもネットニュースで叩かれるんでしょうね。

 さて「ダメだ」と吐き捨てた理由。昨今のテレビ番組に通底する、腹立たしいほどの手抜きが「人数揃えました」という構成。オープニングにずらっと並んだ出演者は7人だったか8人だったか。正確に数える気もしませんでしたが、いわゆる「センター」に断つのはB21スペシャル(知ってるかな)のヒロミ。

 正面左から二人が局アナで、国分太一、真矢ミキと来て、ヒロミ。その後の並びは不明確ですが、大久保佳代子、岸博幸、そして弁護士だったか誰か。たぶん、下手に身内、上手にゲストという配置なのかも知れませんが、どうみてもMCはヒロミ。そして適役です。

 それはそれでひとつの回答で、ジャニーズ事務所との良好な関係性を保つためにも、今年一年は国分太一で引っ張るにしても、来年の新番組の司会はヒロミになるとは余計なお世話ですが、金曜レギュラーのヒロミ氏を、わざわざ番組開始の月曜日にぶつけてくる時点で、布石というか「パイロット版」とみるべきでしょう。

 その結果、国分太一の持ち味が死んでいます。いっそ、ヒロミをMCにして、国分太一のキャラ=「ゴチになります」におけるポジションを伸ばしてあげればよいのに、とも余計なお世話。

 何はともあれ、人数をだすことでお茶を濁すのは、タレントが持つ「潜在視聴率」の足し算という愚行で、これだけで成功した番組はなく、30人のタレントが右往左往するだけだったフジテレビ『クイズ30 団結せよ』は、団結する前に解散しました。

 テレビ朝日の『ミラクル9』は、両チームの合計が18人にも上るほど、出演タレントは多いものの、タレントが多いから成功したのではなく、編集と進行の妙で、整理された企画の勝利です。

 数ヶ月もせずに「テコ入れ」になるでしょうね。

 余談ながら、裏番組の『モーニングバード』は、ゲストコメンテーターの数が3人から2人に減っていました。予算削減かもしれませんが正解です。

 ついでにいえば、曜日が変わっただけかも知れませんが、先週までの月曜コメンテーターの青木理氏や、こちらは体調不良という大義名分もあり降板となった岩上安見氏など、イデオロギー色の強い人選は、私の好みではありませんが、ひとつの番組作りとしてありだというのは「東京MX」が証明していることですが、MCの羽鳥慎一のキャラを活かすなら、もっとバラエティ色を強くすべきで、その路線に舵を切れば、「打倒小倉智昭」も見えてくるんでしょうがね。

 なぜなら「とくダネ!」も勢いに陰りが見えているからです。小倉智昭氏は『どうーなってるの?!』からの「固定客」に支えられてはいますが、圧倒的な強さを誇った日テレ『ルックルックこんにちは』が岸部四郎の自己破産で凋落した、いわば「敵失」に助けられての玉座で、昨年は復調したものの、『スッキリ!』や『モーニングバード』に同時間帯視聴率首位を脅かされておりました。

 これも『スッキリ!』の内輪ウケが目立つマンネリ、『モーニングバード』のイデオロギー色の強まりよる敵失と言えます。

 しかし、少なくとも今朝の『ビビット』をみて、とくダネ!のディレクターは少し安心したことでしょう。少なくとも今後もチェックするのは2局ですんだと。

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