DとJの禍根。ローマ字化にみる日本文化の軽視

 日本が敗戦し、占領軍が国際法無視の洗脳教育を始めるに当たり、こんなことを考えました。

占領軍A:無謀な戦争をした理由は何か?
占領軍B:軍部の独走だろ
占領軍A:しかし、民主的な選挙制度があったぜ
占領軍B:民主的な選挙制度あったのになぜだ?
占領軍A:ちゃんと文字があったのかい?
占領軍B:(笑)。あった・・・けど、国民がバカで文字が読めなかったんだ!

 という結論に達したそうな。バカなアメリカ人らしい発想です。彼らは自らを絶対的な価値と信じる性行があり、己を疑いもしません。で、調べてみると、平仮名、カタカナに漢字と甚大。

 一方のヤンキーどもの覚える文字数は、アルファベットの26文字、大文字小文字をあわせれば52ですが、同じ形が多く、実数はさらに少ない。占領軍と書きましたが、事実上米兵だけです。

 で、すべてを「ローマ字」に置き換えれば、バカな日本人でも文章が理解できるようなると考えました。底辺に「黄色人種蔑視」があることも指摘してきます。

 ところが子どもから年寄りまで調べてみると、日本人の識字率は97.9%! 世界トップといってよいでしょう。ビックリ仰天し、そこに連中の政治的な事情もからみ方針転換したわけですが、仮にローマ字化が実現していたら。

 隣町の「古千谷」を平仮名にすれば「こぢや」とするでしょう。しかし、ローマ字化していれば「こじや」と訳されます。

 ローマ字表記でも日本語をベースとする訓令式なら

Kodiya

 ですが、官公庁が採用するヘボン式なら

Kojiya

 となるからです。「千」を「ち」と読むことを知っていれば「ぢ」ですが、ローマ字化すればそんな知識は不要となります。

 東京五輪も絡めて、外国人誘致のために外国人向けの看板設置が進められています。単なる一過性のナビゲートなら、JでもDでもどちらでも。しかし、日本文化に触れ、日本に興味を持ち、リピーターを求めるのならば、「千」を「ち」と読む日本語もまた文化の一端でアリ、これを「どちらでも」とスルーすることが、数十年後、いらぬ禍根にならんかと、「河野談話的気遣いからの捏造」をみるに一抹の不安を覚えます。

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