「アイス・バケツ・チャレンジ」でイジメ

 「アイス・バケツ・チャレンジ」。偽善でもやらんよりマシ。ただ、先にブログにまとめたように、日本において善意の輪は売名行為に曲解され、それが受容されます。そして善意を押しつける空気が生まれるのも日本社会。

 つまり指名されたとき、断れない空気ができてしまうことです。結構本気で心配しているのが「イジメ」につながること。単純に水を被れというだけではなく、寄付と称したカツアゲは想定の範囲内でしょう。

 仮にこの懸念が現実化したとき、売名行為で氷水を被った連中はなんとコメントを発するでしょうか。きっと何も言わないでしょう。有名人は自分の及ぼす社会的影響を常に考えるべきですが、日本のそれらの多くは利用することしか考えていないからです。

 そしてもうひとつの「イジメ」とは「指名されないこと」。

「アイス・バケツ・チャレンジ」は次のチャレンジャーを3名指名します。この倍々ゲームならぬ、3倍ゲームをグーグルが提供する電卓で計算すると21回目には100億人を越えます。世界人口は70億人です。

 重複もあるでしょうが、一度も指名されないこともあり得る。ま、善意のリレーに水挿すのも野暮ですが、マスコミ集めて売名行為に勤しむ社長の姿に不安を見つけたので、記しておきます。

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