タイトルがすごい「総力特集 韓国滅亡論」。
これについては編集長の花田紀凱氏が、先週末の産経新聞で自嘲気味に述べていますが、いま「アンチ韓国」とすると雑誌が売れるそうです。
週刊文春なども毎週のように取り上げていますが、今号では元サムスン電子社員による「サムスンを内部告発」は見てきたものだけが知る情報で読ませます。
飯島勲内閣参与と櫻井よしこさんによる「安倍外交の内幕」も読ませますが、今号の一番の注目は三橋貴明氏の連載「生き抜く経済学」で
「マンデル・フレミング・モデルに騙されるな」
というレポート。
経済学の難しい話しは脇に置きますが、常識と思われているそのモデルが「インフレ」を前提しており、いまの日本が置かれた長期デフレでは用をなさないというか、別の視点からのアプローチも必要というものです。
あと、旗郁彦氏の“朝日がまたつけ火した「はだしのゲン」”の淡々とした検証も面白い。ただ、「ゲン」についてのわたしの立場は以前紹介したように、
「子供の頃にトラウマを」
なので、がんがん読ませれば、その内容よりも「ゲン」への嫌悪感が先に来て、面白だろうなぁと。もちろん、日教組教員による「教育」を除外してと言う条件ですが。
■月刊Will 11月号
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