TPPに情報開示を求める愚

アマゾンで無線LANを注文しました。

無線LANルーター WHR-G301N/N
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B006MNEH1C

動画をガシガシ使わなければ、これで充分とは客先納品用です。まずは無線というものを使ってみたいというリクエストで、端末は1台だけ。なら、とにかく気楽に使えるというイメージを持って貰うための価格重視です。ま、実際、一般的な使い方なら充分です。

驚いたのがこれが2470円と安いからだけではありません。フラストレーションフリーパッケージの値段で「通常版」を選択するとこれが4400円。パッケージだけで約2000円も違う・・・だけでなく、送料もここで差をつけているのではないかと、商売の仕組みを垣間見ます。

さて、TPPを報じるミヤネ屋。したり顔の解説者が「なにより情報開示が大切だ」と。

馬鹿こくでねぇ。だから、橋下君に「馬鹿コメンテーター」と呼ばれるのだよ。TPPとは国家間のビジネス交渉。ならば、秘密がつきもの。アマゾンは私の家に配達に来るだけで、佐川とヤマトと郵便局が競っています。裏側に熾烈な競争があるのは明らかで、ヤマトの価格をもとに佐川と交渉する・・・ぐらいのことは、アメリカ人ならやりかねませんが、一方で、交渉の中身を社外に漏らすことは絶対にありません。例えば取引のボリュームから、原価ベースの価格で取引していたとしても、それが公開されれば、他の取引から値下げ交渉にさらされ、宅配便会社の事業そのものが成立しなくなるからです。すると共倒れです。だから秘密により、運命共同体(アマゾンに有利な契約の気もしますが)となるのです。

ところでコメンテーターの端に松尾貴史を発見。彼はカレー店を営んでいるとはツイッター情報。ならば、「仕入れ」も知っており、彼は一切、有利な条件を提示されていない・・・ことはないでしょう。気の利いた営業マンなら、口先だけでも「松尾さんだけですよ」ぐらいは言うものです。

その話題は松尾氏にふられたわけではありませんが、それぞれの立場から、ご見識をいい垂れるコメンテーターなら、同列に並ぶいわば「身内」の不見識をフォローするという感覚はない、とすれば、すべての隠蔽不祥事と同レベルにアリ、もちろん東電や政府に対しても以下同文です。

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