サッカー日本代表がワールドカップで決勝トーナメント敗退について
「感動をありがとう」
という論調に溜息が止まりません。これが自民党なら「公約違反」と
叩かれ、民主党なら「ぶれている」とつっこまれていることでしょう(笑)。
なぜならマニフェストは「ベスト4」です。本田選手に至っては
優勝を日本国民に約束したのですから。
ま、ビッグマウスはともかく、私は岡田監督の評価を変えるつもりは
ありません。本戦前の連敗も、本戦の快進撃(と、書く時点で評価も分
かるというもの)も自作自演、ネット用語で言えば「自演乙」です。
ちなみにブラジルの「ドゥンガ」監督は解雇になりました。
ベスト8止まりだったからというより優勝できなかったからです
それが「世界標準」で、岡田監督や本田選手も感じていることでしょう。
だから私は評価を変えないのです。
ところが、ビジネスの世界では「結果がすべて」であることは
当然なのですが、その結果によってストーリーが捏造されることは
日常茶飯事で、自己啓発本や成功法則本にも通じる、
「使えない話し」
が生まれる理由です。歴史はいつも勝者によって捏造されます。
今回の主人公は成功は自分の手柄に、しかし、失敗を部下の責任に
押しつけるほど狭量ではないというより、失敗は「なかった」ことに
され歴史の闇に葬られていきます。
ご注意ください。成功例の裏側は「0.2」が溢れています。
■歴史はいつも捏造される「サムライブルーにみる結果論0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/069/index.html