昨日掲載された朝日新聞の取材でも私は確認しています。
「何が聞きたいのでしょうか」
それに記者は答えてくれました。
「ネット選挙解禁について」
記者はあらかじめこういいます。
「記事なるか分からないのですがお話が聞きたい」
取材を受けたのはネットのリアルを伝えることにより、この国が
少しでも良い方向に向かえば・・・という気持ちが8割で残りの
2割は興味本位。朝日新聞の記者もハイヤーで来るのかな? と。
答えは「日暮里・舎人ライナー」。とてもキュートで誠実な
方で2時間ほど「雑談」を楽しみました。
ネット社会になり私的なつぶやきを公に晒すことができるように
なりました。そして仁義が崩壊しつつあります。
取材は当事者同士の「オフレコ」で引き出せることも多く、
後になって「そんなこと、いっていない」といわれれば台無しに
なることも少なくないのですが、「ブログ」で告白されます。
以前ならこうした「仁義」に反する行為は糾弾され、あるいは
眉根を潜めて、告発者の信頼を損ねたものですが「ネット社会」
ではなぜか公的な発言より私的な発言を重んじる空気があります。
あ、失礼。「日本ネット社会」です。
仁義としてのはメディア相手だからではなく、商取引でも
友人関係でも相手を信頼して語った内容を公に晒したとしたら
どうでしょうか。
ネットで見つけた悪例としては「笑っていいとも」の視聴者
参加者コーナーにギャラを貰って出演していた夫婦が、その
裏側をすべてかたっていました。興ざめです。分かっていても
見たくない舞台裏だってあるのですが。
そしてネットで活動しているといつ「取材」を受けるかは
わかりません。そんな時の「心得」を綴っています。
■心得其の166
「マスゴミに捏造されたなら。取材と取引の相互関係」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/05/12/7926