客をキュレーションしてつくる紹介コンテンツ

 グーグルが既存のビジネスを破壊するとぶちあげた佐々木俊尚さんが
今度は「キュレーション」でひと山当てようとしています。

 美術館や博物館の学芸員を「キュレーター」と呼ぶのですが、その
作業をあてはめたもので、佐々木さんの「発明」ではなく、もちろん
これも「輸入品」。

 まぁ黒船どころか、種子島、いやいや渡来品の昔より、日本人は
輸入品を必要以上に有り難がるもので、あるいみ、Web業界人は
「古風」です。

 で、海外でのキュレーションの定義は、情報を整理して意味づけを
するという意味ですが、日本社会では「編集者」のほうが的確でしょ
う。日本では編集者が企画を立て、情報を収集し、整理し、筆者を
選択して「発注」するのが一般的です。著者が企画を立てることも
もちろんありますが、編集者が方向性をきめることが多く、また
肉付けのための資料を集めてくれます。

 だから、「エディター」が的確です。

 それではどうして海外で「キュレーション」が提唱されたかとい
えば新しいものを提示することで儲かる人がいるというのが一番の
理由としても、なにより、海外では筆者はその全ての責を負い、
編集者は文字通り原稿の整理ぐらいしかしないことが一般的だから
です。

 だから、「エディター」ではなかったのです。

 本稿のキュレーション。編集と読み替えたほうが理解は早いかも
しれません。ちなみに本稿も「エディター」の手がはいっており、
ややもすれば笑いに走りぼける本旨の「方向付け」をしてもらって
おります。

■心得其の第211回
「客をキュレーションしてつくる紹介コンテンツ」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/04/06/10018

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